[検証]
WindowsでインターネットWebサーバ

第2回 WindowsでもPHP

2.IIS 7.0の準備

デジタルアドバンテージ 打越 浩幸
2008/10/30

 Zend Coreをインストールするためには、あらかじめWeb Server 2008にIIS 7.0をインストールした環境を用意しておく必要がある。Web Server 2008をクリーン・インストールした後、Windows Updateなどを使って最新のセキュリティ・パッチなどを適用しておく。そしてWeb Server 2008の[サーバー マネージャ]で[役割の追加]ボタンをクリックする。すると「役割の追加ウィザード」が起動するので、サーバの役割として[Web サーバー (IIS)]を追加する。

Webサーバの役割の追加
Windows Server 2008のStandardやEnterpriseなどのエディションと比較すると、Web Server 2008では追加できる役割や機能は非常に限られている(詳細は前回の「Web Server 2008の機能とライセンス」参照)。なおWeb Server 2008のインストール直後はセキュリティのため、[Web サーバー (IIS)]しか選択できないが、Windows Updateなどでセキュリティ・パッチを適用すると、このように4つの役割が表示される。
このチェック・ボックスをオンにする。

 [Web サーバー (IIS)]を選択すると、次のような補助画面が表示されるので、[必要な機能を追加]をクリックして、関連する機能やサービスなどを自動的に追加させる。

必要な機能の自動追加
IISをインストールすると、それに関する機能やサービスなども自動的に追加される。ただしここで追加されるのは必要最低限のものだけであり、CGIやISAPI拡張、SSI、動的なページの表示といった機能は追加されない。これはセキュリティを高めるためである。
これをクリックすると最低限必要な機能が同時インストールされる。

 ウィザードを[役割サービス]の画面では必要な機能がいくつか選択されているはずだが、さらに[ISAPI 拡張]を追加で選択しておく(インストールしているアプリケーションなどの状況によっては、すでに有効になっていることがある)。

インストールされる役割やサービスの確認
この画面では、どのような機能やサービスがインストールされるかを確認できる。
「役割」の補助となるものを「役割サービス」と呼んでいる。
PHPを利用するためには、ISAPI拡張をインストールしておく必要がある。従来のIISと違い、明示的にインストールしない限り、ISAPIは利用できない。従来は、インストールされてはいるが、初期状態では無効になっていた。これに対しIIS 7.0では、インストールすらされなくなっている。

 以上の設定を行った後、[次へ]をクリックしてIISのインストールを完了させる。インストール後のサーバ・マネージャの画面は次のようになっているはずである。[管理ツール]の[インターネット インフォメーション サービス (IIS)]を使うか、Internet Explorerを使って「http://localhost/」を開き、IISが動作していることを確認しておく。

インストール結果の確認
IIS 7.0の管理画面。デフォルトでは静的なコンテンツのみが許可されている。ISAPI拡張が含まれていることを確認しておく。


 INDEX
  [検証]WindowsでインターネットWebサーバ
  第2回 WindowsでもPHP
    1.WindowsでPHP+PukiWiki
  2.IIS 7.0の準備
    3.Zend Coreの導入
    4.Zend Core/PHPの設定
    5.PukiWikiサーバの導入

 「検証」


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