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再ログオン時に以前開いていたフォルダ・ウィンドウを自動再表示する方法

解説をスキップして設定方法を読む

デジタルアドバンテージ 小川 誉久
2005/01/08
 
対象OS
Windows XP
Windows Server 2003
自分がかかわるプロジェクトの共有フォルダなど、Windowsでの作業中に常にアクセスするようなフォルダがある。
このようなフォルダは、いったんログオフしても、再ログオン時に同じサイズ、同じ位置で自動的に再表示されるようにしたいものだ。
エクスプローラのオプションを設定すれば、このようなフォルダ・ウィンドウの自動復帰が可能である。
 
解説

 自分が参加するプロジェクト関連のファイルを保存する共有フォルダなど、毎日の仕事で常時参照するフォルダがある。作業の間、ずっとデスクトップの一角にフォルダ・ウィンドウ(エクスプローラ)で表示されていて、そこからファイルをダブルクリックして開いたり、そのフォルダと別のフォルダとの間でファイルをドラッグ&ドロップしたりと、頻繁にアクセスするフォルダである。

 このようなフォルダ・ウィンドウは、いったんログオフしても、再ログオンしたときに、同じ大きさで同じ位置に自動的に再表示させたい。しかしWindowsのデフォルト設定では、いったんログオフして再ログオンしても、以前のフォルダ・ウィンドウの状態は復帰されない。従って、再度エクスプローラを開き、表示するフォルダを選択し、ウィンドウの大きさと位置を調整しなければならない。

 しかしエクスプローラのフォルダ・オプションを変更すれば、再ログオン時に以前のフォルダ・ウィンドウの状態を自動的に復帰できるようになる。


設定方法

 これには、エクスプローラのフォルダ・オプションを設定する。[スタート]メニューの[コントロール パネル]→[デスクトップの表示とテーマ]→[フォルダ オプション](カテゴリ表示の場合)をクリックするか、エクスプローラの[ツール]−[フォルダ オプション]メニューを実行する。表示される[フォルダ オプション]ダイアログの[表示]タブ、[詳細設定]にある[ログオン時に以前のフォルダ ウィンドウを表示する]チェック・ボックスをオンにすればよい(デフォルトではオフになっている)。

[フォルダ オプション]ダイアログ
エクスプローラの[ツール]−[フォルダ オプション]メニューなどから表示できる。
  再ログオン時に以前のフォルダ・ウィンドウの状態を自動復帰するようにするには、このチェック・ボックスをオンにする。

 チェック・ボックスをオンにして[OK]ボタンをクリックすれば、次回のログオフ時にはフォルダ・ウィンドウのサイズや表示位置、表示フォルダなどが保存され、再ログオン時にフォルダ・ウィンドウが自動復帰するようになる。複数のフォルダ・ウィンドウが開かれている場合は、それらがすべて復帰される。

 ただし自動復帰されるのはフォルダ・オプションだけで、Internet Explorerのウィンドウや、通常のアプリケーションのウィンドウなどは復帰されない。End of Article

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