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Webブラウザを素早く起動する

―― ブラウザの起動と見たいWebページの表示を同時に行う ――

解説をスキップして操作方法を読む

デジタルアドバンテージ 正木 理絵子
2007/01/27
 
対象OS
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
見たいWebページがある場合、通常はWebブラウザを起動してから、URLを指定してページを表示する。
表示したいWebページのURLが分かっているなら、[ファイル名を指定して実行]ダイアログを使って直接Webページを開くことができる。
ブラウザが立ち上がるのを待ったり、マウスを使ったりすることなく素早く任意のページを開くことができて便利だ。
 
解説

 URLが分かっているWebページを開くとき、通常はまずブラウザを起動し、ブラウザのアドレス・バーをアクティブにして(アドレス・バーをマウスでクリックするか、[Alt]+[D]キーを押す)、アドレス・バーにURLを入力する([ファイル]−[開く]メニューでもよい)。すでにブラウザが起動されているなら、それをアクティブにすればよいが、そうでなければ、一度ブラウザの起動を待ってからURLを入力しなければならない。

 大した手間ではないが、このような2段階の操作が面倒なら、[ファイル名を指定して実行]を使ってWebページを開くとよい。[スタート]−[ファイル名を指定して実行]でURLを指定して実行すれば、ブラウザの起動と任意ページの表示を同時に素早く行える。

操作方法

 まずは[ファイル名を指定して実行]ダイアログを表示する。これには、[スタート]ボタンを押し、メニューの[ファイル名を指定して実行]を実行するか、[Windows]+[R]キーを同時に押す。素早く実行したいなら、後者のキーボード・ショートカットを使う方法が便利だろう。

 [ファイル名を指定して実行]ダイアログが表示されたら、[名前]に表示させたいWebページのURLを入力して[Enter]を押す(マウスで[OK]ボタンをクリックする)。するとブラウザが起動され、指定されたWebページが表示される。

Windows TIPS:IEのアドレス・バーをWindowsのタスク・バーに表示する

 ブラウザの履歴機能を有効にしている場合には、キーボードからの入力に応じ、過去に指定したURLが前方一致で検索され、ドロップダウン表示される。よく参照するWebページなら、この方法を使って、URLのすべてを入力しなくても、リストから選択するだけで目的のWebページを表示できる。この場合、URLの先頭の「http://」や「http://www.」を入力する必要はない。例えば「at」と入力すれば、「http://at〜」「http://www.at〜」で始まるURLが一覧に表示される。

[ファイル名を指定して実行]ダイアログからURLを入力する
表示したいWebページのURLを指定する。履歴機能が有効になっている場合には、過去に指定したURLがドロップダウン表示される。
  開きたいWebページのURLを指定する。URLを入力したら、[Enter]キーを押す。

指定されたURLのページが表示されたブラウザ
[ファイル名を指定して実行]ダイアログでURLが入力されると、Windowsは自動的にブラウザを起動し、指定されたURLのページを表示する。
  [ファイル名を指定して実行]で入力したURL。

 URLを直接指定してWebブラウザを起動する方法は、ちょっとしたことだが、慣れると結構便利である。Webページを頻繁にアクセスするような仕事をしているなら、ぜひともお試しいただきたい。

 なお[ファイル名を指定して実行]ダイアログを利用することは、コマンド・プロンプト上でstartコマンドを利用するのとほぼ同じである。だがstartコマンドでは履歴機能が利用できないので、「start http://www.atmarkit.co.jp/」のように、やや長い文字列を入力しなければならない(先頭がwwwで始まるサイトの場合に限り、単に「start www.atmarkit.co.jp」でも起動できるようである)。End of Article

「Windows TIPS」


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