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ウォッチドッグ・タイマー (watchdog timer)

最終更新日: 2002/10/03

 システムが正常に動作しているかどうかを監視するためのタイマー・システム、もしくはそのような監視を行うためのメカニズム。ウォッチドッグとは、番犬とか番人という意味。

 ウォッチドッグ・タイマーは、カウントダウン(減算)タイマーの一種で、最初にセットされた値から一定時間間隔で自動的に残りカウントが減少するという動作をする。そして残り時間が0になるとシステムに割り込みを起こしたり、場合によってはシステムにリセットをかけたり、再起動させたりする。

 ウォッチドッグ・タイマーを利用したオペレーティング・システムやアプリケーション・プログラムでは、一定時間間隔ごとにタイマーに初期値をロード(設定)して、カウントダウンを最初から行うようにしている。例えば1秒ごとに、ウォッチドッグ・タイマーに残り時間30秒という初期値をロードするというタスクを常時実行しておく。ウォッチドッグ・タイマー自身はシステムからは独立しており、システムの状態とは関係なくカウント・ダウンが進む。もし何らかの理由で、システムやアプリケーションがハングアップしてしまった場合は(デバイスの応答が返ってこなかったり、プログラムのバグなどによって無限ループに陥ったり、外部ノイズなどの影響でシステムが誤動作したりすると、このような事態が発生する)、初期値の再ロードが行われなくなる。その結果ウォッチドッグ・タイマーは0までカウント・ダウンし、システムに割り込みをかけたり、システムをリセットしたりすることになる。これにより、アプリケーションに異常(無応答状態)が生じていることを検出してタスクを終了させたり、ハングアップした状態からシステムを再起動させたりすることができる。

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