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ウィンチェスター・ディスク (winchester disk)

別名
ウィンチェスタ・テクノロジ

最終更新日: 2004/04/27

 ハードディスク装置の非公式な呼び方。現在使われているハードディスク装置はほぼすべてがこのタイプである。

 ハードディスク装置において、データを記録する円盤部分(プラッタ)とデータを読み書きするヘッド部分を一体化してディスク装置の内部に閉じ込め、プラッタ部分を交換不可能にした形態のハードディスク装置のことをウィンチェスタ・ディスクということがある。これは1973年に発表されたIBM 3340ハードディスク・システムで始めた使われた技術であり、同装置の開発コード名からウィンチェスタ・ディスクと呼ばれている。この装置には30Mbytesの容量のディスク・ドライブが2台組み込まれていたことから、ウィンチェスタ社の有名な30-30型ライフル銃にちなんでこう名付けられた。

 ウィンチェスタ・ディスク以前のハードディスク装置では、データを記録する部分を取り替えるタイプが一般的であった。ハードディスク装置は非常に高価なものであり、ヘッド部分や回転装置、制御部分などをそのままにして、記録ディスクの部分(ディスク・パックという)だけを交換することにより、比較的安価に容量を増やすことが可能であった。だがその反面大容量化や高速化はあまり進んでいなかった。

 ウィンチェスタ・ディスクではディスク・プラッタとヘッドを一体化して筐体内に密閉することにより、小型化や制御方法の精密化を行った。ヘッドは回転するディスク表面上を流れる空気層流の上にわずかに浮いているだけの状態となっており、これによってヘッドとディスクの間隔が非常に狭くなり、記録密度が向上した。

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