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ブレークポイント (breakpoint)

最終更新日: 2001/05/17

 プログラムの実行が強制的に一時停止される場所。プログラム開発で使用するデバッガによってプログラム中に挿入され、一時停止後はデバッガが制御を獲得して、その時点でのプログラムの状態などを確認できるようになる。「breakpoint」は「休止点」という意味。

 プログラム開発では、プログラム・コードが思ったとおりに動いているかどうかを確認したり、バグ(プログラム・コードの誤り)を修正したりするために、適当な場所でプログラムの実行を強制的に停止し、その時点でのプログラムの状態(変数の内容など)を確認する。このためにデバッガ(デバッグ用のツール)によってプログラム・コードに挿入されるのがブレークポイントである。

 具体的にブレークポイントは、プログラム・コード中に本来にはない未定義命令やジャンプ命令、ソフトウェア割り込み命令などを挿入し、その時点でデバッガが制御を得られるようにする。この段階でプログラマは、デバッガの機能を使って、変数の値やスタックの状態などを確認することができる。プログラマの指示によって処理を再開するときには、デバッガがコードを元の状態に戻し(挿入されたジャンプ・コードをなくし)、プログラムの処理を再開する。

 通常のデバッグ作業では、バグが潜んでいそうな場所にブレークポイントを設定してプログラムの処理を中断し、そこからソースコードを1行ずつ実行して(これはステップ実行などと呼ばれる)、問題個所を特定する。また処理の流れが正しいかどうかを確認するときには、いくつかの場所にブレークポイントを設定しておき、プログラマの設計どおりの流れでブレークポイントに遭遇するかどうかを調べる。

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