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Duron

【デュロン】

別名
デュロン (duron)

最終更新日: 2001/11/15

 AMD社が2000年6月19日に正式発表したバリュー/エントリ・クラスのデスクトップPC向けx86プロセッサのブランド名。ラテン語の「持続する」という意味の「durare」と「ユニット」を意味する「-on」を組み合わせてこう命名された。

Duron
Duron
パッケージはCPGA(セラミックPGA)。外見はAthlonとほとんど変わらない。写真提供:AMD

 Duronは、プロセッサ・コアと同じダイに統合されてコアと同クロックで動作する2次キャッシュや、200MHzのクロックで駆動されるFSB、SIMD命令セットのエンハンスト3DNow!(1GHz以上は3DNow!プロフェッショナル)の採用などの特徴を備えている。同じAMDのx86プロセッサで上位機種の「Athlon(アスロン)」シリーズと比べると、2次キャッシュ容量が64Kbytesと小さいこと(Athlonシリーズは256Kbytes)や、動作クロックが最大1.2GHzと低め(Athlonシリーズは最大1.6GHz)である点が異なる。パッケージはCPGA。Socket A対応という点はAthlonシリーズと変わらない。AthlonシリーズとDuronの関係は、技術的にもマーケティング的にも、ちょうどPentium IIIとCeleronの関係と同じといえる。

 Duronの基本的な仕様は以下のとおり。

項目 内容
マイクロアーキテクチャ AMDの第7世代x86アーキテクチャ
コアのクロック周波数 600MHz〜1.2GHz
FSBのクロック周波数 200MHz
1次キャッシュ 128Kbytesをコアに統合
2次キャッシュ 64Kbytesをコアに統合
製造プロセス 0.18μm
トランジスタ数 約2500万個
パッケージ CPGA
SIMD命令 エンハンスト3DNow!(1GHz以上は3DNow!プロフェッショナル)
Duronの主な仕様

 Duronのうち、最初に登場したバージョンは「Spitfire(スピットファイア)」という開発コード名で呼ばれていたもの。同じAMDのx86プロセッサ「Athlon(アスロン)」のうち、開発コード名「Thunderbird」というプロセッサ・コアの派生品である。また、2001年8月20日に登場した1GHz版からは、Spitfireの後継である開発コード名「Morgan(モーガン)」というコアに切り替わっている。Morganは、Athlonシリーズ用コアである開発コード名「Palomino(パロミノ)」と同世代のコアで、3DNow!プロフェッショナルやハードウェア・プリフェッチ機能のサポートなど同じ特徴を持っている。

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