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ノースブリッジ (North Bridge)

【ノース・ブリッジ】

別名
North Bridge 【ノース・ブリッジ】

最終更新日: 2001/07/25

 複数のチップからなるチップセットのうち、プロセッサとメイン・メモリ、拡張バスを相互に接続してデータの橋渡し(Bridge)の役割を担うチップを指す一般名称。これに対し、各種のI/Oコントローラを統合したチップをサウスブリッジ(South Bridge)と呼ぶ。プロセッサに近い側が「北(North)」で、遠い方が「南(South)」と理解すればよいだろう。

 チップセットがノースブリッジとサウスブリッジという構成になった当初、ノースブリッジにはプロセッサとメイン・メモリ、PCIバスが接続されていた。その後、グラフィックス・サブシステムがPCIバスから独立し、ノースブリッジに接続されるようになった。そのグラフィックス接続用ポートがAGP(Accelerated Graphics Port)である。また、チップセットによっては、ノースブリッジにグラフィックス回路そのものを内蔵させたものもある。さらに、サウスブリッジまでノースブリッジに統合し、1チップでチップセットの全機能を実現している製品もある。

 当初、ノースブリッジとサウスブリッジはPCIバスで接続されていた。その後、I/Oデバイスの高速化に伴い、PCIバスでは速度が足りなくなってきたため、PCIより高速な専用バスでブリッジ間を接続するようになってきている。

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