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VXA

最終更新日: 2002/11/10

 Ecrix(2001年11月にExabyteと合併)が開発した8mm幅のテープを利用するテープ・ストレージ規格。

 データの記録には、回転ドラム上のヘッドによって、テープにデータを記録/再生するヘリカルスキャン方式を採用するため、データ・トラックはテープの進行方向に対して斜めに記録される。ヘリカルスキャン方式は、VHSやDVなどのビデオ・テープでも採用されている方式である。ヘリカルスキャン方式では、記録ヘッドの角度がずれてしまうと、トラッキング・ミスが生じ、データの読み出しが行えなくなるという欠点があり、そのため複雑なテープ・ガイドやテンション制御などの機能が必要不可欠であった。そこでVXAでは、ディスクリート・パケット・フォーマット(DPF)と呼ぶ、64bytesのユーザー・データを含むパケット単位で記録/再生を行うことで、たとえ歪んだトラック上に記録されたデータであっても、何回かスキャンを行うことでデータの読み出しを可能とした。これにより、複雑な機構が不要になり、ドライブ構造の簡略化を実現している。

 2002年時点でVXAには、記録容量が最大66Gbytes(2:1圧縮時)のVXA-1と、160Gbytes(2:1圧縮時)のVXA-2の2種類が規格化されている。VXA-1対応のテープ・ドライブは700ドル程度、VXA-2対応では1000ドル程度と、ほかのテープ・ストレージ規格の製品に比べて安価となっている。

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