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リエントラント (reentrant)

別名
再入可能 (reentrant) 【サイニュウ・カノウ】

最終更新日: 1999/09/21

 「reentrant」は「再び入る」という意味で、コンピュータ関連では、複数のプログラムルーチンから、同時に、そして非同期に、いつでも呼び出し可能なように設計されたプログラムルーチンを指してこう呼ぶ。

 マルチタスク環境では、複数のプログラム(プログラムルーチン)が、ごく短いタイムスライスごとに処理を切り替えることで、あたかも同時実行されているように振る舞う。このような環境において、たとえば汎用性の高いシステムルーチンなどは、さまざまなプログラムから同時に呼び出されることがある。このようなプログラムルーチンでは、唯一固定的なメモリ領域を書き換えたりせず、各呼び出し側のコンテキストにあるスタックなどにルーチンで使用する変数の値を格納することで、まったく同一のプログラムコードを、複数のプログラムから同時に呼び出し可能なように設計することができる。このような設計をリエントラントと呼ぶ。

 マルチタスク環境では、システムに1つしかないデバイス(ディスクやキーボードなど)に対するアクセスが複数のプログラムから発生することがあるので、これらを制御するデバイスドライバは、リエントラントに設計されていなければならない。

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