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インターフェイス (interface)

最終更新日: 2002/07/23

 「interface」には「中間面」、「界面」という意味。コンピュータ関連では、異なる機能単位同士が接続する部分での相互作用を指してこう呼ぶ。

 複雑な機構を持つコンピュータのハードウェア/ソフトウェアでは、機能単位を細かく分割し、1つの単位で行う処理を単純化することで、設計やテストを容易にする手法が広く利用されている。そして、単位ごとに開発され、テストされたものを組み合わせて最終的な製品を構成する。このとき、ある機能単位と、それと相互作用を行う別の機能単位間でやり取りするための取り決めのことをインターフェイスと呼ぶ。具体的には、たとえばアプリケーションソフトウェアは、OSが提供するシステム関数などを呼び出すことでさまざまな処理を行う。この場合、OSが提供する関数群が、アプリケーションとOSとの間のインターフェイスを決定することになる(このような関数群は、一般にAPI:Application Programming Interfaceと呼ばれる)。

 また、コンピュータとそれを操作する人間との間の規約や操作方法、システムからの情報の提示方法などは特にユーザー・インターフェイスと呼ばれる。

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