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ホワイトニング (whitening)

最終更新日: 2002/11/11

 「whitening」は「白くする」という意味で、コンピュータ関連では、ハードディスクに記録されたデータを完全に消去する(無意味なデータで上書きする)ことを指す。

 コンピュータのハードディスクには、機密性の高い電子メールや文書などが保存されている。古いコンピュータを廃棄する際、こうした重要情報が記録されたハードディスクが本体内に搭載されたまま、廃棄処理が行われ、そこから機密情報が流出するという事故が多発するようになり、社会問題化するようになった。このような機密情報の流出を避けるには、コンピュータ(ないしハードディスク)の廃棄時に、ディスクの内容をすべて完全に消去する必要がある。

 ディスクをフォーマットすればよいようにも思えるが、一般に高速フォーマットと呼ばれるフォーマット方式では、すべてのデータを上書きするのではなく、一部のデータを上書きしただけでフォーマット処理を完了する(すべてのデータを上書きすると時間がかかるので、必要最低限の部分だけを上書きする)。しかしこの方法でフォーマットされたディスクは、一部にデータが記録されたままになっており、ディスク解析ツールなどを使うことで、残されたデータを読み出すことが可能である。ホワイトニングを実施するには、このように残されるデータがないように、すべてのデータを完全に上書きする必要がある。

 廃棄コンピュータの増加と、情報セキュリティへの意識の高まりから、ホワイトニング用のツールが販売されたり、ホワイトニングの作業をサービスとして提供する企業が現れたりするようになった。

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