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オンザフライ書き込み (on-the- fly recording)

【オンザフライ・カキコミ】

最終更新日: 1999/05/18

 CD-Rによるデータ書き込み方式の1つ。このオンザフライ書き込み方式では、CD-Rメディアに書き込むデータをPC側で逐次準備しながら、同時並行してCD-Rドライブでの書き込み処理を行う。

 CD-Rメディアは、そのままCD-ROMドライブなどで読み出すことが可能である。このためCD-Rに書き込まれるデータは、CD-ROMフォーマットであるISO 9660などの標準仕様に準拠したものでなければならない。たとえば、ハードディスク内のデータをCD-Rに書き込む場合でも、ハードディスクに記録されたデータをそのままの形式で書き込むことはできず、ISO 9660準拠のデータフォーマットへの変換処理が必要になる。

 この変換処理を行うのがCD-Rライタソフトウェアである。ライタソフトウェアは、書き込むデータをいったんすべて走査してCD-R記録用データとして変換し、この結果をハードディスク内に記録しておき、次にそのイメージをCD-Rメディアに書き込む。このように、データ変換とCD-Rメディアへの書き込み処理を2段階に分けて実行すれば、たとえば同一のデータを複数のCD-Rメディアに記録する場合など、ハードディスク内にある変換済みの書き込みイメージを使い回せるという長所がある。しかしその一方では、書き込み用イメージを記録する大量のディスク容量が必要などの欠点がある。

 これに対し、書き込み用イメージへの変換処理を実行しながら、同時にその変換結果をCD-Rメディアに逐一記録していく方式がオンザフライ書き込みである。この場合には、書き込み用イメージを一時保存しておくディスク領域は不要であり、また一時保存ファイルへの書き出し、再度の読み込みが発生しないので、作業時間も短縮されるという長所がある。しかしCD-Rでは、記録方式の特性から、一連のデータ書き込みを最後まで完了しない段階でエラーが発生してしまうと、記録メディアが使用不能になるという大きな問題がある。オンザフライ書き込みでは、書き込み用データの準備とメディアへの書き込みを同時に行うので、書き込みデータの準備が間に合わないと、これに起因するバッファアンダーランエラーが発生する可能性がある。たいていのCD-Rライタソフトウェアでは、オンザフライ書き込みか、一時ファイルを作成してから書き込みを行うかを選択できるので、バッファアンダーランエラーが発生するようなら、後者の書き込み方式を選択するようにする。

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