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バッファ・アンダーランエラー (buffer under-run error)

最終更新日: 2002/06/02

 CD-Rドライブにおけるデータの書き込み時に、コンピュータ本体からCD-Rドライブに対するデータ送信が間に合わなかったために発生するエラー。

 CD-Rドライブは、記録用ピックアップからレーザーを照射しながら、メディアの盤面に塗布された記録層を熱分解することによってデータを書き込んでいく。通常は、コンピュータ本体から送られるデータをピックアップからメディアに順次書き込むのだが、このデータの到着が遅れると、連続したデータ書き込みが行えなくなる。この際、ハードディスクのようなデバイスなら、データの到着を待って、再度書き込み処理を行えばよい。しかしCD-Rでは、ピックアップからのレーザーを消灯すると、その部分に内容が不定のデータが記録されてしまうという性質がある(このようにして記録されてしまうデータは「ギャップ」と呼ばれる)。このためCD-Rでは、一連の書き込み処理は必ず最後まで完了しなければならないのだが、コンピュータからのデータ到着が遅れるとこれが不可能になる。これがバッファアンダーランエラーである。

 いったんバッファアンダーランエラーが発生してしまうと、記録メディアは使用不能になってしまうので注意が必要。最近では、コンピュータの性能が向上したため、以前に比較するとエラーは発生しにくくなっているが、CD-Rの書き込み速度も2倍速、4倍速と向上しているため、注意を怠ることはできない。

 バッファアンダーランを回避するには、まず第一に、十分な性能を持ったPCを使用することである。それでもエラーが発生する場合には、@オンザフライ書き込み(書き込みデータを準備しながら、同時にメディアへの書き込みを行う方式)をやめ、いったんディスクに書き込みイメージを用意してから、CD-Rへの書き込みを実行するようにする、ACD-Rドライブの書き込み速度を低下させる(4倍速→2倍速→1倍速)、BWindows環境などを使用している場合には、バックグラウンドの処理をすべて停止する、などの措置をとる。

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