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オフィスコンピュータ (office computer)

別名
オフコン (office computer)

最終更新日: 2001/06/21

 広義にはオフィスで使用するコンピュータ(システム)全般のこと。しかし実際には、オフィスで利用するには、パーソナルコンピュータの性能がまだ十分とは言えなかった時代に、コンピュータメーカーがハードウェアからオペレーティングシステム、アプリケーションまでを独自に開発したオフィス向けコンピュータシステムを指してこう呼んでいた。短縮して「オフコン」と呼ぶこともある。

 このためオフコンでは、拡張用の周辺機器やアプリケーションのメーカー間での互換性はなく、システムを拡張したり、アプリケーションを追加したりする場合には、システムの販売元から購入する必要があった。このようにオフコンはクローズなシステムであり、オープンアーキテクチャを基盤とするパーソナルコンピュータと比較すると、柔軟性が低いという欠点があったが、代わりに導入する企業側としては、システムに求める基本的な仕様をメーカーに相談すれば、すべてはメーカーが用意してくれるという長所があった。このように各社で互換性のなかったオフコンだが、現実には、UNIXオペレーティングシステムをベースとして、独自の機能拡張を行ったOSを使用したものなどが多かった。

 しかしその後、パーソナルコンピュータの性能が大幅に向上し、部門程度のサーバとしてなら十分に使用できるレベルになってくると、各オフコンメーカーは、開発コストの負担が大きく、またリスクも大きい独自仕様のオフコンではなく、パーソナルコンピュータを積極的に活用するようになり、オフコン時代は終焉を迎えた。このため現在では、「オフコン」という言葉を使用することもめったになくなった。

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