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3モード・フロッピーディスク・ドライブ (3-mode floppy disk drive)

【スリー・モード・フロッピー・ディスク・ドライブ】

別名
3モード・ドライブ (3-mode drive) 【スリー・モード・ドライブ】

最終更新日: 2002/05/08

 720Kbytes(2DDモード)、1.2Mbytes(2HCモード)、1.44Mbytes(2HDモード)という3つのモードに対応したフロッピーディスクドライブ。

 世界的に普及したパーソナルコンピュータのPC/AT互換機では、2DDでは720Kbytes、2HDでは1.44Mbytesのフロッピーディスクフォーマットがそれぞれ利用されている。しかし日本国内ではNECのPC-9800シリーズが以前より2HDで1.2Mbytesのフォーマット(1024bytes/セクタ、8セクタ/トラック、2トラック/シリンダ、77シリンダ/ディスクの物理フォーマット。元々は8インチフロッピーディスクで使用されていたフォーマット)を利用していたため、互換性維持のために、国内向けのPC/AT互換機では、この1.2Mbytesフォーマットをサポートするためのモードが追加されたフロッピーディスクドライブが搭載されることが多い。

 しかしPC-9800シリーズを手がけていたNECも、1997年末よりPC/AT互換のアーキテクチャを持つNXシリーズを発表。主力製品ラインアップを従来のPC-9800シリーズからこのNXシリーズにシフトしたため、1.2Mbytesフォーマットのフロッピーを読み書きできる必要性は薄れてきた。

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