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マルチプロセッサ・システム (multi-processor system)

最終更新日: 2003/09/25

 複数のCPU(プロセッサ)を同時に使用して、システム全体の処理能力を向上させたり、耐障害性を高めたコンピュータ・システムのこと。複数のCPUで処理を分担して実行することにより、単一のCPUだけでは得られないような高い処理性能を実現したり、あるCPUに障害が発生しても、他のCPUでその処理を受け継いで実行することにより、見かけ上の信頼性を向上させたシステムを実現することができる。

 コンピュータ・システムの処理性能を向上させるには、CPUのクロック速度を上げたり、1クロックあたりに実行できる命令の数を増やすなどの方法があるが、現実的には使用する半導体の性能や集積度、コストなどの制約により、1 CPUだけで実現できる処理能力には限界がある。そこで複数のCPUを同時に使い、全体的な処理能力を大幅に向上させたマルチプロセッサ・システムが考案された。現在では、Pentiumのような汎用CPUを2個使った非常に小規模なシステムから、数千から数万個のCPUを組み合わせた超並列スーパーコンピュータ・システムまで、さまざまなマルチプロセッサ・システムが開発され、実用に供されている。

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