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拡張版SpeedStepテクノロジ (enhanced speedstep technology)

【カクチョウバン・スピード・ステップ・テクノロジ】

最終更新日: 2001/08/08

 インテルがモバイルPC向けのx86プロセッサ「モバイルPentium III-M」に初めて搭載した省電力技術。SpeedStepテクノロジをベースに、バッテリ利用時でもOSなどソフトウェアからの要求に応じて、最高性能を発揮できる状態に切り替えられるよう改良されている。2001年7月31日に、モバイルPentium III-M-866MHz〜1.13GHzとともに正式発表された。

 拡張版SpeedStepテクノロジのベースとなったSpeedStepテクノロジは、プロセッサに「Maximum Performance Mode」と「Battery Optimized Performance Mode」の2種類の動作モードを規定し、動作クロック周波数と動作電圧を一緒に切り替えることを可能にしている。前者のモードでは、最高の性能が発揮できるようクロック周波数/動作電圧が引き上げられる。一方、後者のモードでは消費電力を減らして可能な限り長い時間バッテリで駆動できるよう、クロック周波数/動作電圧は引き下げられる。

 SpeedStepテクノロジでは、電力供給元がAC電源からバッテリに切り替わると、プロセッサも自動的にMaximum Performance ModeからBattery Optimized Modeに切り替えることができる(逆も同様)。拡張版SpeedStepテクノロジでは、バッテリ利用時にソフトウェアの要求に応じて自動的にMaximum Performance ModeとBattery Optimized Modeの切り替えを実行できるようになった。これにより、たとえばバッテリで駆動中にDVDビデオの再生などプロセッサに負荷をかけるアプリケーションを実行したとき、最高性能を発揮できるMaximum Performance Modeへ自動的に切り替えることができるようになる。従来は、ユーザーが手動でモードを切り替えなければならなかった。

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