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未確定文字列

【ミカクテイ・モジレツ】

最終更新日: 1999/09/20

 まだ、かな漢字変換プログラムの処理途中にあり、確定されていない文字列。

 現在、コンピュータにおける日本語入力では、ひらがなをキーボードから入力し、これを適当な漢字に変換するという、かな漢字変換が一般的である。これを可能にするプログラムが「かな漢字変換ソフトウェア(FEP:Front End Processor)」で、FEPが有効化されているときには、キーボードから文字を入力しても、それはアプリケーションには直接には渡されず、いったんFEPに渡る。入力されたキーはこのFEPによって解釈され、ひらがなの未確定文字列としてFEP内のバッファに蓄積される。ここで「変換」キーが押されると、FEPはバッファ内の未確定文字列を漢字に変換する。変換された漢字が正しければ、ユーザーは「確定」キーを押す。すると今変換された未確定文字列が確定され、アプリケーションに渡される。

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