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アイコンボタン (icon button)

最終更新日: 1998/10/05

 グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)環境において、常にウィンドウの一部として表示されたボタン。機能名を文字で表示するのではなく、アイコンによるイメージで機能を表現することからこう呼ばれる。

 GUIアプリケーションでは、アプリケーションで利用できるさまざまな機能をメニューとして配置するのが一般的である。しかしこのメニューでは、常にウィンドウに表示されているメニューから適当なカテゴリを選択し、そのカテゴリに含まれるメニューコマンドをプルダウンさせ、目的のコマンドを選択する。このようにメニューでは、目的とするコマンドに到達するまでに複数の操作(アクション)が必要であることが多い。

 これに対し頻繁に操作するコマンドなどは、常にウィンドウの一部として表示しておくと、マウスボタンの1クリックだけでコマンドを実行できるので便利である。これを可能にするのがアイコンボタンである。

 たとえばMicrosoftは、ツールバーと呼ばれる一連のアイコンボタンをWindowsアプリケーションの標準インターフェイスとして位置づけている。

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