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RAMDAC (RAM Digital-to-Analog Converter)

【ラム・ダック】

最終更新日: 2002/05/16

 グラフィックス・メモリに記録されているデジタル情報を読み出し、これをディスプレイに表示するためのアナログ信号に変換するデバイス。

 コンピュータ内部では、あらゆる情報をデジタル的に記録・処理しているが、従来からあるアナログ入力方式のディスプレイは、アナログ信号を入力として受け取り、それをディスプレイ画面に表示するようになっている(液晶ディスプレイの中には、デジタル入力方式のものもある)。このためグラフィックス・メモリに記録されたデジタル情報をディスプレイに表示するには、デジタル信号をアナログ信号に変換するためのしくみが必要になる。これを行うデバイスは、一般にはDAC(Digital-to-Analog Converter)と呼ばれる。

 DACは、それが入力として受け取れるデジタルbit数によって分類される。例えば8bit DACなら、8bit分のデジタル情報を入力として受け取り、これを28=256レベルのアナログ信号に変換することができる。多色表示の可能なグラフィックス・カードでは、色の3原色(RGB:Red、Green、Blue)ごと、またはカラー・チャンネルごとにこのDACを用意し、複数のカラー・チャンネルを複合させたアナログ信号を生成できるようにする。

 グラフィックス・カードの同時表示色数を決定する要因の1つはグラフィックス・メモリ容量だが、これが十分に用意されていると仮定すれば、RAMDACの性能(入力デジタルbit数)が高いほど、同時表示色数は増加する。例えば、RGBの各カラーbitに対し、それぞれ8bit DACを割り当てれば、24bitパレット=約1600万色の同時表示が可能である(224=2563=1677万7216色)。

 1990年代半ばまでのグラフィックス・カードでは、グラフィックス・コントローラとは別にRAMDACが独立したチップとして実装されていた。しかし、半導体チップの製造プロセス技術の進歩により、現在ではグラフィックス・コントローラからメモリ・コントローラ、RAMDACまでを1チップに統合したものが一般化している。

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