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ATL (Active Template Library)

【エー・ティー・エル】

別名
Active Template Library 【アクティブ・テンプレート・ライブラリ】

最終更新日: 2002/05/19

 Microsoftが提唱するオブジェクト指向技術であるCOM(Component Object Model)のオブジェクトを開発するためのクラス・ライブラリ。Active Template Libraryを省略して単にATLと呼ばれることも多い。

 ATLはテンプレート・ベースのC++クラスライブラリで、COMオブジェクトの作成や利用を容易にすることを目的として開発された。Microsoftの標準C++ライブラリであるMFC(Microsoft Foundation Class)と比較すると、より軽量な(サイズの小さい)オブジェクトを開発できるため、インターネットなどの通信回線を通してやり取りされるオブジェクトなどを開発するのに適しているとされる。

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