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レガシー (legacy)

最終更新日: 2000/03/08

 「legacy」は「遺産」、「受け継いだもの」という意味で、コンピュータ関連では、現在主流となっている仕様ではなく、一世代前に用いられていたハードウェアやソフトウェア、ドキュメント類などを形容するときに使われる。

 典型的な例としては、「ISAインターフェイス」に準拠した拡張カードがある。このISAインターフェイスは、初代PC/ATの拡張カードインターフェイスとして設計されたものである。その後、PC/AT互換機などが広く利用されるようになったことから、一時期はこのISAインターフェイスのカード(ISAカード)がPC/AT互換機用拡張カードの主流となっていた。しかしISAは、コンピュータの処理能力が低い時代に設計されたものであり、性能が大幅に向上したコンピュータでは、ISAの性能の低さがシステム全体の性能を左右してしまう(ボトルネックになってしまう)ようになってきた。このためEISAやMCA、PCIなど、データ転送能力を向上させ、機能性(プラグ アンド プレイなど)を高めた拡張カード インターフェイスが開発された。

 紆余曲折の末、現在ではPCIがPC用の拡張カード インターフェイスの主流となっているが、PC/ATが発表されて15年以上経った現在もなお、PC本体にはISAスロットが用意されているし、一部のデバイスでは、ISAインターフェイスの拡張カードが販売されている。たとえばこうした拡張カードを総称して「レガシー カード」などと呼ぶ。

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