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電子マネー (electric money)

【デンシ・マネー】

最終更新日: 1998/09/30

 現金の代わりに利用可能な電子的なお金。具体的には、ICカードを利用して、これに銀行口座から金を移して現金の代わりに使用可能にする方式、自分のコンピュータに銀行口座から金を移し(この場合、コンピュータに移された金はEキャッシュと呼ばれることもある)、インターネット上の有料サービスや通信販売などへの決済にあてる方式などがある。

 このうちICカードを利用する方法では、通常の店舗にICカード対応の端末を配置し、利用者は現金の代わりにICカードを持ち歩くことで、これを買い物に利用できる。このタイプの電子マネーとしては、イギリスのモンデックス、米国のビザキャッシュ、同じく米国のマスターキャッシュなどがある(モンデックスは、1996年11月にマスターカードに買収された)。

 電子マネーのメリットとしては、利用者は現金を持ち歩く必要がなくなること、販売店側でも釣り銭などのための現金を用意する必要がなく、また取引は必然的に電子的に記録されるため、売上集計や税務処理などがコンピュータで自動化しやすくなるなどが挙げられる。

 電子マネーが普及するために乗り越えなければならないのは、安全な取引が保証されることである。プリペイドカードで大きな社会問題となったカードの偽造や、コンピュータを利用した不正なアクセス(ハッキング)など、不正に対する防御が完全でなければ、広く普及させることは困難である。現在では、普及に向けて各社が各様のシステムを構築して、さまざまな実証実験を行っている。

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