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バックグラウンド (background)

最終更新日: 2002/05/22

 backgroundは「背景」、「遠景」という意味で、コンピュータ関連では、ユーザーが現在注目しているプログラムやウィンドウとは別の処理を同時に行うこと。バックグラウンドに対して、現在ユーザーが注目しているプログラムやウィンドウはフォアグラウンド(foreground:「前景」)と呼ばれる。

 たとえば最も典型的なバックグラウンド処理の例としては、ワードプロセッサなどでの印刷処理が挙げられる。一般にプリンタによる印刷処理には時間がかかるので、特に大量のドキュメントを印刷する場合、すべての印刷処理が完了するまでアプリケーションが使えないのは不便である。このため通常は、印刷処理用のプログラムをバックグラウンドで実行し、プリンタへのデータ送信はこのプログラムが着々と行いながら、フォアグラウンドではアプリケーションの処理を続行できるようにする。WindowsやMacintosh、UNIXなどのマルチタスクオペレーティングシステムでこれが可能なのはいうまでもないが、このバックグラウンドでの印刷処理は、プリントスプーラ用のプログラムを常駐させることで、シングルタスクのMS-DOS環境でも可能であった。

 コンピュータの処理速度に比較すれば、人間が行うキー操作などは圧倒的に遅い。一般的にフォアグラウンド側の処理はユーザーのインタラクティブな指示がなければ先へ進められないことが多く、この間コンピュータのCPUは指示待ちになってしまう。このような場合でも、バックグラウンド処理をうまく組み合わせれば、作業効率を大幅に向上させることが可能である。

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