あどみちゃんが新社会人へ送る“5つの超常識”特別企画 超常識シリーズ(1/6 ページ)

4月から新年度。新たに社会人になる方もいるでしょう。そこで、社会人として知っておくべき5つの常識をあどみちゃんと一緒に勉強しましょう。

» 2008年03月28日 12時00分 公開
[構成:@IT情報マネジメント編集部, イラスト:カトウナオコ,@IT]

 4月から新社会人になるあなた。社会人になる心構えはできていますか?

 もしかしたら、この記事を目にしているころにはもう新人研修の真っ最中かもしれませんね。

 これから少しずつ、社会人として必要なスキルを学んでいくことになると思います。その中でも最近は特に、コンピュータに関する知識は必須ともいわれています。

「大丈夫、ワープロも表計算もメールも、ばっちり使いこなせます!」

という方も多いでしょう。でも、ちょっと待ってください。

 確かに、パソコンを使って書類を作ったりメールのやりとりをするスキルは、とても重要です。しかし、会社の業務はそれだけではありません。会社全体で日々処理される仕事や情報は、パソコン1台で書類を作る作業とは比べものにならないぐらい巨大で複雑なものです。これをコンピュータで自動的に処理し、日々の業務を円滑に進めるために、企業は情報システムを導入しています。

 企業の情報システムは、皆さんおなじみのパソコンとは比べものにならないほど高性能なコンピュータや、ワープロソフトよりはるかに複雑なソフトウェアが、ネットワークでお互いにつながり合って、巨大な量の仕事を処理しています。いまや、情報システム抜きで業務を遂行できる企業はありません。

 そして、会社の屋台骨ともいえるこの情報システムを管理しているのが、情報システム部という部署です。皆さんが入社される会社にも、きっと情報システム部があることでしょう。そして、中にはすでに情報システム部に配属が決まっている方もいらっしゃるかもしれません。

「情報システム部の仕事って、どんなことをやるんだろう?」

「仕事をするに当たって、どんなことを知っておかなければいけないんだろう?」

 そんな皆さんのために、新人情報システム部員が知っておくべき5つの常識をピックアップして解説します。

超常識その1 そもそも“情報システム部”って何するとこ?
超常識その2 いまHOTな内部統制や日本版SOX法とは
超常識その3 ソフトウェア開発の基本的な流れを知ろう
超常識その4 運用管理も最終的には「人」が命
超常識その5 仕事の中心「ヒューマンスキルとPM」

 これらは、社会人としての心構えに関するものから、いま話題になっている内部統制や日本版SOX法に関すること、さらには会社のシステムがどうやって作られていて、それがどう運用されているかといった話まで、幅広くカバーしています。情報システム部とは直接関係のない方にとっても、大変役立つ内容となっています。

 これを勉強しておけば、入社直後から同期に差をつけられるかもしれませんよ!

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