福岡銀行、非接触型指静脈認証をICキャッシュカード/ATMに採用

2006/3/17

 日立製作所は3月16日、同社の指静脈認証技術が福岡銀行の生体認証による本人確認に採用されたと発表した。九州地区の地域金融機関が、指静脈認証機能をICキャッシュカード/ATMで実業務に使用するのは初めてという。

 今回、福岡銀行が採用した指静脈認証技術は、日立が開発した生体認証の技術で体内にある指の静脈パターンを読み取るもの。指静脈は、体の表面にある指紋と異なり、人体内部の情報であるため、偽造・改ざんが困難という特徴がある。

 福岡銀行は金融犯罪による被害の防止策として、登録データのコンパクトさ、認証精度、認証速度、装置サイズと利便性、生体認証のデファクトスタンダードであることなどの面から、指静脈認証機能付きICキャッシュカードを採用した。

 同カードを利用した場合、預金者はATMで暗証番号入力に併せて、指を静脈認証装置にかざすことにより、本人確認を行う。

 福岡銀行では3月20日から「生体認証ICキャッシュカード」を発行、キャッシュカード一体型クレジットカード「アレコレカード」も同日受け付け分からすべて生体認証に対応したものとする。同時にATM設置店(店外支店を除く165店舗)へ、同カードに対応した指静脈認証ATMを設置、稼働する。

[関連リンク]
日立製作所の発表資料
日立オムロンターミナルソリューションズの発表資料
福岡銀行の発表資料

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