鹿児島銀行、次期基幹システムにユニシスのオープン系システムを採用

2006/6/13

 日本ユニシスは6月12日、鹿児島銀行が次期基幹系システムをオープンシステムへ移行することを決め、日本ユニシスの「BankVision」が採用内定を受けたと発表した。

 BankVisionは、日本ユニシスのミッションクリティカル・サーバ「Unisys Enterprise Server ES7000」、オープンプラットフォーム「Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Edition」および「Microsoft SQL Server」上に金融業務用ミドルウェア「MIDMOST」を採用したオープン勘定系システム。

 鹿児島銀行では、オープン化によって新規業務への柔軟な対応や新商品/新サービスへの迅速な開発・提供が可能になることなどから、同システムの採用を決めた。

 日本ユニシスでは今後、日本ユニシスが提供する共同アウトソーシングセンターの利用をはじめ、運用形態・移行方法・本番稼働時期などについて、鹿児島銀行と協議を行うとしている。

[関連リンク]
日本ユニシスの発表資料
鹿児島銀行

[関連記事]
UFJ銀の基幹システムを“陥落”させたLinuxの切り札(@IT News)
金融にオープン系の流れ、NTTデータなど3社が基幹システムを共同開発(@IT News)
日本ユニシスが強力にプッシュ「64ビットこそ、Windows」(@IT News)
Windowsで基幹システムを開発、百五銀行が決断した理由は(@IT News)


- PR -

「ITmedia マーケティング」新着記事

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...