企業IT資産を可視化するメタデータ・リポジトリ製品をリリース、BEA

2007/9/21

 日本BEAは9月21日、同社のメタデータ・リポジトリ製品「BEA AquaLogic Enterprise Repository 3.0」の出荷を同日より開始すると発表した。

 AquaLogic Enterprise Repositoryは、アプリケーション、ビジネスプロセス、ポリシーといったさまざまな企業IT資産を共通のメタデータ・リポジトリで保存・管理する製品。IT資産とそれに対応するプロジェクトとの間の依存関係を可視化し、資産管理を容易にするとともに、これらIT資産の再利用によるコスト効果を分析することもできる。また、ポリシーの遵守状況を明確化することによりIT統制の強化を図ることができる。

 日本BEAでは、同製品はSOA(サービス指向アーキテクチャ)の構築において有効であるとしている。同製品にサービスを登録することにより、サービス再利用の可否やROIを評価するとともに、サービスの変更によるシステム全体への影響を管理・統制できるという。

 同製品のライセンス料金は、サーバマシンのCPU単位で設定される。具体的な価格は公表されていない。

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日本BEAの発表資料

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