==■@IT Newsletter-----------------------------------------------------No.6            @ITメンバー向けメール配信サービス ----------------------------------------------------------------2000/07/03==  ここのところ、いわゆるネットビジネス企業のテレビコマーシャルが目立っていま すね。Yahoo!やInfoseek、Lycos、Excite、ISIZEなどのポータル系はもちろん、 jside.comやdaijob.comなどの転職サイト、教育ポータルのIQ3などなど。どれも有名 人を起用したりCGを駆使したりで、なかなかお金がかかっていそうです。  ネットビジネスで大事なのはブランドとよく言われます。テレビコマーシャルもブ ランドの確立に重要な役割を果たすでしょう。そのブランドと同時に、ネットビジネ スの重要なキーワードとなっているのがビジネスモデル。もし自社のビジネスモデル が誰かに特許として握られていたら、その影響は甚大です。今週はこのビジネスモデ ルに関する記事から紹介していきましょう。 「今話題の『ビジネスモデル特許』を知るための5冊」では、文字通りビジネスモデ ル関連の書籍のなかから5冊を紹介しています。いま書店の店頭では、ビジネスモデ ル特許関連の書籍がめじろ押し。ぜひご自分のニーズにあった1冊をこの中から見つ けてください。  ネットビジネス関連の中でも、いま注目株なのがBtoBを実現する企業群。そしてそ のテクノロジーはXMLによるデータ交換と、データベースによるデータストアが中心 です。「XSQLプログラミング入門は」そうしたBtoBを実現するのに不可欠な両テクノ ロジーをサポート。注目です。  今週もマイクロソフトが発表した「.NET」関連の余韻が残っています。それが、 Java対抗言語(同社は否定しているようですが)といわれているC#の発表。どんな言 語なのか、この言語に託されたマイクロソフトの戦略は?「.NET開発を容易にする新 言語、C#登場」でご確認を。  さて、先週末からついに掲示板サービスが開始されました。まずはLinuxフォーラ ムとXMLの2つからです。各フォーラムのトップページから掲示板へジャンプできます ので、ぜひご参加ください。                             (編集局 新野淳一) 書評「今話題の『ビジネスモデル特許』を知るための5冊」 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fitbiz/bookreview/01bizmodel/bizmodel.html 連載:XSQLプログラミング入門 第1回 XSQLの紹介と基本的な使用法 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fxml/rensai/xsql01/xsql01.html Insider's eye「.NET開発を容易にする新言語、C#登場」 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20000628c_sharp/20000628c_sharp.html XML eXpert eXchangeフォーラム掲示板 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fxml/ Linux Squareフォーラム掲示板 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/flinux/ ==■Forum Information------------------------------------------------------- ●各フォーラムの新着&オススメ記事 ――Windows 2000 Insider Insider's eye「米Microsoft、新世代インターネット戦略を発表」 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20000623msdotnet/20000623msdotnet.html Insider's eye「将来はパッケージ販売から『購読サービス』ビジネスへと移行す る」 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/insiderseye/20000627msdotnet02/20000627msdotnet02.html ――PC Insider 連載:頭脳放談 第3回 ミスの代償〜2次キャッシュの効用 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fpc/rensai/zunouhoudan003/cachemiss.html ――XML eXpert eXchange 連載:XMLを学ぼう 第2回 XMLのカタチ http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/fxml/rensai/xmlwomanabou02/learning-xml02.html --------------------------------------------------------------------------== ==■Weekly News & Topics--------------------------------------------------- ――今週のトピックス ・Microsoft系団体の調査を承認したラリー・エリソン氏 [TechWeb](7/1) ・[速報]インテルが次世代CPUの名前を「Pentium 4」と発表(6/30) ・LinuxとWindowsの同時開発を実現するInprise [TechWeb](6/29) ・マイクロソフトが.NETに向けた新言語「C#」を発表(6/28) ・クリントン大統領が電子政府計画を明らかに [TechWeb](6/28) ---------------------------------------------------------------------------- ●Microsoft系団体の調査を承認したラリー・エリソン氏 [TechWeb]  OracleのCEO(最高経営責任者)ラリー・エリソン氏は6月28日、Microsoft系団体 の調査を承認したことを認めた。しかし、調査会社の名前は知らなかったとし、調査 結果は同氏に知らされた直後に明かされたという。エリソン氏は、同社本社で報道陣 やアナリスト向けに会見を開き、インターネットベースの商取引サイト構築用の同社 最新の製品パッケージングに関する説明を行った。だがこの製品発表は、これに先駆 けて明らかになった、Oracleが調査会社に依頼したMicrosoft系団体の調査と、 Microsoftの政治活動に関する社内文書の報道機関への開示に関する質問によって、 影が薄くなってしまった。 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/news/200007/01/ellison.html (本文はこちら) ---------------------------------------------------------------------------- ●[速報]インテルが次世代CPUの名前を「Pentium 4」と発表  米インテルは、コード名「Willamette」として開発中の次世代プロセッサのブラン ド名を「Pentium 4」と発表した。Pentium 4は、文字通り現在のPentium IIIの後継 CPUにあたる。 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/news/200006/29/p4.html (本文はこちら) ---------------------------------------------------------------------------- ●LinuxとWindowsの同時開発を実現するInprise [TechWeb]  Inpriseでは、WindowsとLinuxのアプリケーションを、同時に開発できるようにす る技術の発表を6月27日に計画している。同社は、Linuxバージョンの「Delphi」と 「C++ Builder」に、クロスプラットフォーム機能を追加するという。「Kylix」と いうコード名を持つこれらのツールはベータテスト中で、リリースは年末の予定。 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/news/200006/29/inprise.html (本文はこちら) ---------------------------------------------------------------------------- ●マイクロソフトが.NETに向けた新言語「C#」を発表  米マイクロソフトは、.NETプラットフォーム上で動作する、XMLベースのWebサービ スを構築するための新しいオブジェクト指向プログラミング言語、「C#(シーシャー プ)」を発表した。マイクロソフトによると、現存の開発ツールはWebが誕生する前 のスタンダードな技術がベースになっているため、最新のWebソリューションの構築 には必ずしも適合しないのだという。C#は、始めからWebを意識したプログラミング 言語のため、最新のWebテクノロジーをフルに駆使できるという。C#はC/C++に非常 に近い文法を持ち、C/C++プログラマには非常に馴染みやすい言語仕様をもつ。一方 で、Javaに非常によく似た特徴をもち、たとえばガベージコレクションがあったり、 変数の初期化が不要だったりする。これらの特徴が、プログラマのプログラミングミ スを減少させ、開発コストを大幅に削減するという。 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/news/200006/28/csharp.html (本文はこちら) ---------------------------------------------------------------------------- ●クリントン大統領が電子政府計画を明らかに [TechWeb]  米国のクリントン大統領は6月24日、「firstgov.gov」というスーパーポータルサ イトを中心とする一連の電子政府構想を明らかにした。同大統領はテクノロジーに敬 意を表し、この発表を毎週土曜日に行うラジオ演説と同様の方法でWebキャストし た。連邦政府はほかにも、3000億ドル相当の補助金や2000億ドル相当の商品、および サービス調達に関する情報入手や申請を行うための「ワンストップ」ショップを用意 する。ホワイトハウスは声明の中で、これらの手続きは官僚的な手順を排除し、国民 のニーズに対する政府の対応を改善し、国民の政治への参加機会を拡大して、コスト を削減する、としている。 http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/redirect.cgi?link=http://www.atmarkit.co.jp/news/200006/28/egov.html (本文はこちら) --------------------------------------------------------------------------== ==■Column------------------------------------------------------------------ ●壊れた液晶ディスプレイ @IT読者の皆さま、はじめまして。営業企画局の四本(ヨツモト)と申します。  ある日のこと。営業先から戻り、いつものようにカバンからノートパソコンを取り 出し電源を入れる。と、なんとディスプレイの右側2/3が何も表示されないではない か! 左側の1/3は、画面が表示されカーソルは動いているので、取り急ぎメールを チェックすると、ちゃんと読める。アプリケーションも動作しているのだ。  よし、これで3分の11インチディスプレイの完成である!……などと言っている場 合ではない。毎日業務で使用しているマシンであり、これで一体何日業務に支障を来 たすのか、考えたくもない。慌ててメーカーのサポートに電話すると、そのメーカー はすぐに在庫を確認し、翌々日にはオフィスまで来て修理をしてくれた。サポートマ ンが、その場でノートを分解しLCD一式を交換してくれたのだ。在庫があれば、その 日のうちに交換できるとのことらしい。  秋葉原で値切って買った24万9900円(税込)のノートパソコンのために、出張で修 理し、無償でLCDを交換してくれたのである。しかも、保守契約はおろか、まだユー ザー登録さえしていないマシンに対してのサービスである。  それまでは、取り立ててそのメーカーに特別な想いはなかったが、こういうサービ スを受けると、そのメーカーに対する信頼度は大きくアップする。また、このネタ は、私のまわりの20人くらいに話しをした。それは、そのメーカーに対して好意的 に、そして多少脚色して伝えたことは言うまでもない。               ―― 教訓 と 反省 ――  アットマーク・アイティは、5月22日にサービスを開始したばかりの会社です。  読者の皆さまに、信頼できるコンテンツと役に立つサービスをご提供し、スポン サーの皆さまには価値ある媒体をご提供する。そのスポンサーの皆さんに、どうやっ て信用を得て、実績を残すか。これが今、私の営業企画局での最大のテーマです。ス ポンサーの皆さまにサービスをご提案し、つつがなく実施する。これは、あたりまえ のこと。問題は、万が一トラブルがあった時、どれだけ迅速に、誠意を持って対処で きるか。そして、それをどれだけ積み重ねられるか。今回の壊れた液晶ディスプレイ は、いい教訓になったようです。  最後に、これはあくまでも噂ですが、液晶が壊れたのは私の取扱いが乱暴だったか らだとの噂が一部であります。反省します。            @IT 営業企画局長 四本 健(tyotsumoto@atmarkit.co.jp) --------------------------------------------------------------------------== ==■メールサービスについて--------------------------------------------------  本メールに記載された内容の著作権は、記事執筆者および株式会社アットマーク・ アイティが所有します。本メールの配布・転載等は自由に行っていただいてかまいま 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