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 ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.129] 2003/11/27           ■
 ■ ┗━┻━┻━┛                          ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■Weekly Select
   使い勝手の良い業務システムの肝はデータベースにあり
   【データベース設計関連記事特集】
 ■イベントカレンダー
   2003年11月27日〜12月5日
 ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
   ディスカウンテッド・キャッシュフロー法
 ■[コラム]営業企画局担当のつぶやき
   讃岐うどんの裏テーマとは?
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唐突ですが、皆さん、朝ごはんをしっかり食べていますか? 編集局では、「ブレッ
クファーストメーカー」なる機能複合型の電化製品が話題。局員がドン・キホーテで
税込み4000円ちょっとで購入したという1台には、目玉焼き、トースト、コーヒーメ
ーカーが付いていて、全て同時に作れます。複合型のアイディアは多方面にも応用で
きそうで、今後の姉妹品(?)の登場に期待大です。


■Weekly Select━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 使い勝手の良い業務システムの肝はデータベースにあり
  【データベース設計関連記事特集】

データベース設計とは、業務内容に基づいてシステムで管理すべきデータ項目を洗い
出し、各項目を関連付け、利用者が検索しやすいようにユーザービューを整えて、最
適なデータベースシステムを構築することだ。データベースを使う業務内容を分析し
どのようなデータが必要かを定義する概念設計、次に処理要件などを実装する論理設
計、最後にメモリやCPU、ネットワーク性能などの性能要件を入れ込む物理設計とい
う3つの工程を経て、データベースシステムができる。

使い勝手が良いデータベースの実現には、この段階でデータ構成を綿密に定義する必
要がある。これを一般にデータの「正規化」と呼ぶ。正規化のポイントとしては、デ
ータとして管理すべき対象(Entity:エンティティ)を洗い出し、各対象間の関連性
(Relationship)をしっかり分析することだ。分析手法としては一般に「ER
(Entity-Relationship)図」が使われている。

データベース設計者を目指すのならばER図の書き方やその背景を学ぶことは必須だ。
ただし、図を書けるだけで良いデータベースシステムが設計できるというわけではな
い。まずは以下の記事を参考に、実際の業務システムにおけるデータベースのプログ
ラミングやER図について確認しよう。
                            (編集局:岩崎史絵)

●オブジェクトモデリングとデータモデリングの関係とは?
【オブジェクトモデリングの基礎としてのデータモデリング】
連載:モデリング修行 入門編(2) 一口にモデリングといっても、さまざまな手法
がある。その中でデータモデリング手法は、モデリングを学ぶうえでの基礎となる
(2002/4/8)
http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=ws3Y2601

●Oracleデータベースを極める
【データベースとインスタンス】
連載:Oracleマイスター養成講座(1) 本連載では、Oracleの一歩踏み込んだ管理
・チューニング方法を紹介していく。まずは「インスタンス」を理解しよう
(2001/1/23)
http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=ws3Y2602

●ECサイトのデータベース設計を実例で学ぶ
【ショッピング・サイト構築で学ぶASP.NET実践講座】
連載:実例で学ぶASP.NETプログラミング(1) .NETの本格的利用はすでに始まって
いる。ASP.NETによる商用サイトを構築したプログラマーが実際の構築ノウハウを一
挙公開(2003/11/1)
http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=ws3Y2603

●.NETでデータベースを実装しよう
【初めての.NETデータベース・プログラミング】
連載:ADO.NET基礎講座(1) .NET Frameworkの新機能ADO.NETを使って、データベ
ースを扱うプログラミングに挑戦してみよう。まずはデータベースを準備し、その構
造を知る(2003/3/19)
http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=ws3Y2604

▼さらなるデータベース関連記事は「データベースチャンネル」へ
http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=ws3Y2605

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■イベントカレンダー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 2003年11月27日〜12月5日

これから年末に向け数多くのイベントが開催される予定です。中でも、12月2〜3日に
東京ヒルトンホテルで開催されるVON Japan 2003はIP電話を導入しようと検討される
企業に、2〜5日に横浜で開催されるInternet Week 2003は、企業ネットワーク担当者
にとって、注目のイベントです。

11月  27日:Microsoft 経営&ソリューションセミナー(大阪)
      :翼システムフォーラム2003(東京・品川)
      :XML×PDFで実現するコンテンツ&
             プロセス連携ソリューションセミナー(東京・新木場)
      :Novell Nsure ソリューション セミナー(東京・五反田)
      :事例でわかる最新セキュリティソリューションセミナー(金沢)
      :Novell Nsure ソリューション ハンズオン・セミナー(大阪)
──────────────────────────────────────
  27〜28日:JExpo2003(千葉・幕張)
──────────────────────────────────────
    28日:FlashとColdFusionMXによるエンタープライズ アプリケーション
                         構築セミナー(東京・渋谷)
      :CRM&SCM統合ソリューションセミナー(東京・水天宮前)
      :Acrobat Developer Workshop in Osaka(大阪)
      :アバイア コミュニケーション・ソリューションセミナー
                              (東京・虎ノ門)
      :McAfee IntruShieldデモセミナー(東京・渋谷)
      :XP&アジャイル開発セミナー 〜ブームから現実へ〜(大阪)
      :ビジネス分野に急激に拡がるグリッドコンピューティングの
                         適用と展望(東京・有楽町)
      :富士通Web帳票セミナー(東京・汐留)
──────────────────────────────────────
    29日:日本経営システム学会 2003年度第4回研究会(東京・茗荷谷)
──────────────────────────────────────
    30日:MSXマガジン祭り&MSX電遊ランド2003(東京・秋葉原)
──────────────────────────────────────
12月   1日:IT教育支援協議会第2回フォーラム(東京・青海)
      :ユビキタス・コンピューティング セミナー(東京・丸の内)
──────────────────────────────────────
     2日:情報社会の安全・安心を考える(東京・水道橋)
      :ソリューションフォーラム2003(東京・信濃町)
      :@IT情報マネジメント交流セミナー(東京・渋谷)
      :事例で語る!顧客情報の統合と活用(東京・八重洲)
      :SAP R/3からの出力セミナー(東京・渋谷)
      :Verityプラザ(東京・西新宿)
──────────────────────────────────────
   2〜3日:VON Japan 2003(東京・西新宿)
──────────────────────────────────────
   2〜5日:Internet Week 2003(横浜)
──────────────────────────────────────
     3日:COBOLエンジニアのためのJava入門(東京・秋葉原)
      :不正侵入/防御の最新技術とMcAfee総合ソリューションのご紹介
                                 (名古屋)
      :MorningSemminer Webからの本格帳票出力セミナー(東京・渋谷)
      :第2回 5社共催 Webマーケティングセミナー(東京・大手町)
──────────────────────────────────────
   3〜4日:第2回 文部科学省ITプログラム「戦略的基盤ソフトウエアの開発」
                        シンポジウム(東京・大手町)
      :行政情報セキュリティフォーラムOSAKA 2003(大阪)
──────────────────────────────────────
   3〜5日:C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2003(東京・有明)
      :SEMICON Japan 2003(千葉・幕張)
──────────────────────────────────────
     4日:「SASによるデータ解析の実現セミナー」(東京・勝どき)
      :Webサービスで実現するリアルタイムコミュニケーションの先進事例
                               (東京・渋谷)
      :不正侵入/防御の最新技術とMcAfee総合ソリューションのご紹介
                              (大阪)
      :IT資産管理実践セミナー(東京・水天宮前)
      :BusinessObjects導入済み・検討企業様対象『BIツール導入の投資対
                効果(ROI)を劇的に高める』セミナー(名古屋)
      :ノベル ZENworks ハンズオンセミナー(大阪)
──────────────────────────────────────
   4〜5日:第22回ソフトウェア生産における品質管理シンポジウム
                              (東京・高円寺)

▼詳しくは「イベントカレンダー」へ
http://www.atmarkit.co.jp/news/eventcalendar/eventcalendar.php#this

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ディスカウンテッド・キャッシュフロー法
  DCF法 / discounted cash flow method

企業(事業、プロジェクト、資産)が将来にわたって生み出すフリーキャッシュフロ
ーを推計し、その流列を一定の割引率によって現在価値を算出することで、投資判断
などを行う価値評価法の1つ。同じ100万円でも、現在の100万円と10年後の100万円は
価値が異なる。また、回収できる時期によっても価値は大きく変動する。その変動す
る未来の価値を現在の金額に換算して比較可能にすることで、投資判断を行うという
のがDFC法である……

▼続きは「@IT情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/dcf.html

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■[コラム]営業企画局担当のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 讃岐うどんの裏テーマとは?

讃岐うどん。香川県生まれの私にとっては一生背負っていかなければいけない、業に
も似た食べ物である。

まだ子供だったころ、家族で外食することは一大イベントだった。「今日は外で食べ
よう」と言われて、お子様ランチ、ハンバーグ、オムライス……と、いろいろな食べ
物が頭の中で万華鏡のように交錯する中、結局向かった先は香川の全うどん屋の約30
%以上を占める(憶測)セルフ系うどん屋だった覚えがある。

「香川県民は1日1回は必ずうどんを食べる」。この根拠のない噂はほぼ事実といって
よい。そんな「うどんcrazyな毎日」を過ごした私は、歩いていける距離に「彦江」
「長楽」「岡泉」と名だたる名店が立ち並ぶ絶好の環境で育ったにもかかわらず「う
どん屋行くぞ」と言われる度に拒否反応を起こしたものだ。

いつからだろう? そんな私が「うどん」と聞いただけで、思わず抱きしめたくなる
ような愛情を「うどん」に対して持つようになったのは。「うどん食べたいから」と
いう理由だけで帰郷するようになったのは。

「上京してから、おいしいうどんを食べてないからだよ」といった指摘はよく受ける
のだが、それは違う。確かに、嫌々ながらも小さなころから「うどん英才教育」を受
けた香川出身者の舌は知らず知らずのうちに肥えている。しかし最近のブームにのっ
かり、そこそこ「生きた麺」を出す店は東京にもないではない(少ないですけど)。

その答えに気付いたのは今年の8月。帰郷の際、うどん屋の光景を見た私は、すべて
を納得した。時間はちょうど日曜のお昼前後。ごった返す店内は、杖をついた老人も
いれば、ジャージ姿のヤンキーも、カップルも、家族連れもいる。そんな彼らが、と
きには相席し合い、うどんを食べながら、「NHK のどじまん」を見ている。香川では
ごく日常的な光景である。

「東京砂漠」といわれる、コミュニケーションの途絶えた都会に住む私にとって、う
どんを介することで、あらゆる香川県民と繋がることができる場所が「うどん屋」だ
ったのだ。その雄大さ、豪快さたるや……嗚呼! 正月帰郷しても、真っ先にうどん
屋に向かってしまうのだろう。
                          (営業企画局:神崎良介)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@IT会議室」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe

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                      (@IT通信/編集担当:富嶋典子)


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信されません)。

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