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 ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.491]2011/2/3             ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■今週のテーマ
   相撲の勝敗からのぞくデータ解析の世界
 ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
   ビジネス・インテリジェンス
 ■[コラム]アイティメディア経理スタッフのつぶやき
   仕事はプレイだ!
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相撲がまた「八百長疑惑」で揺れています。ワイドショー的な報道が増える一方で、
「相撲を“スポーツ”として語ろうとするから八百長といわれてしまうが、そもそも
相撲は“伝統芸能”なのだから、八百長としてとらえること自体がおかしいのでは」
という意見もあります。いずれにせよ、そろそろ相撲協会は大きな決断を迫られてい
るのかもしれません。@ITには、そんな相撲の勝敗データを解析する記事がある
ので、今号ではデータ解析系の記事を特集します。ログ解析やBI、アクセス解析
など、技術者も解析の能力を要求される場合があるので、これまで興味がなかった
読者もデータ解析の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。


■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです

【テーマ】相撲の勝敗からのぞくデータ解析の世界

●大相撲のアノーマリー (1)
Rで実践する統計的検定の初歩(7)

7勝8敗が少なく8勝7敗多い、大相撲の不自然

世界的ベストセラーになったSteven D. LevittとStephen J. Dubnerの
“Freaknomics”(邦訳「ヤバい経済学」)では、「相撲の八百長疑惑」が話題にな
りました。その元ネタとなったのが以下の Mark DugganとSteven D. Levittの論文で
す。

この論文でDugganとLevittは1989年から2000年までの十両以上の取り組み表、70程度
の力士の対戦を解析して、不自然なアノーマリーを報告しました。それは、7勝8敗の
力士の数が非常に少ないというものです。ふつう大相撲は1人の力士の取り組み数は
場所あたり15回です。すると、勝ち越し・負け越しが決まるのは7勝8敗と8勝7敗の
ラインで、ふつうのランダムな対戦を考えるとどちらも同じ程度の出現数になるはず
です。しかし、論文のFigure2を見ると、明らかに7勝8敗が少なくて、8勝7敗が多い
という「アノーマリー」が生じています。

論文は、このアノーマリーをさらに詳しくみて、最終日の対戦において7勝7敗の
力士が、すでに勝ち越しを決めている力士と対戦するときに、7勝7敗の力士が勝つ
確率が高いことを統計解析により示しました。また、この現象を説明できる可能性の
ある仮説を立て、仮説検定をし、やはり勝ち越し・負け越しのギリギリの当落線上に
いる力士が勝ちやすいという傾向があることを明らかにしました。そして、ここから
なぜ当落線上の力士が勝ちやすいかということを、経済学的なインセンテティブ構造
からアネクドート的に記述します。ここでは詳しくは書きませんが、大変面白い論文
なので機会があったら読むことを是非オススメします。

▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/articles/stat/07/stat07a.html


さらに「相撲の勝敗からのぞくデータ解析の世界」関連記事は……

●「ネットのしすぎ」「Twitterのしすぎ」をログで把握する
エンジニアにちょっと便利な早業仕事術(20) 「最近、ネットやTwitterのしすぎ
で作業効率が低下してるかも……」。そう思ったら、PC上の作業ログを取ってみよう
(2010/2/3)
http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/hayawaza/20/01.html

●多次元分析の概要とデータ分析のポイント
SQL Server 2005で学ぶデータ分析(2) ドリルダウン、ドリルアップ、ドリル
スルー、スライス、ダイスといった多次元分析を中心に、データ分析のポイントを
解説しよう(2007/1/13)
http://www.atmarkit.co.jp/fdb/rensai/sqls_analysis02/sqls_analysis02_01.html

●アクセス解析の結果に混乱しないための数字の読み方
アクセス解析結果を活かす術(1) あなたは、Web解析をうまく利用できていま
すか? 指標の意味を理解し、数字の読み方を学んで、Webサイトの運営戦略に役立て
ましょう(2008/6/19)
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai2/dig01/01.html

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ビジネス・インテリジェンス
  business intelligence / BI

企業内外の事実に基づくデータを組織的かつ系統的に蓄積・分類・検索・分析・加工
して、ビジネス上の各種の意思決定に有用な知識や洞察を生み出すという概念や
仕組み、活動のこと。また、そうした活動を支えるシステムやテクノロジを含む場合
もある。

この言葉は、1989年に米国の調査会社ガートナーグループのアナリスト(当時)、
ハワード・ドレスナー(Howard Dresner)が使ったのが最初だといわれている。
彼は、経営者や一般のビジネスパーソンが、情報分野の専門家に頼らずに自らが
売上分析、利益分析、顧客動向分析などを行い、迅速に意思決定することの実用性を
説き、そのコンセプトをビジネス・インテリジェンスと呼んだ。


▼続きは「情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/bi.html

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■[コラム]アイティメディア経理スタッフのつぶやき━━━━━━━━━━━━━

■ 仕事はプレイだ!

年度末も近くなり、異動や転勤の方が多くなる季節だと思います。私は一足早く年末
から、同じ部内ながら、まったく別の業務を担当することになりました。

日々混乱する頭、ミスの嵐、机に積もっていく書類……(関係者の方、申し訳ありま
せん)。私の年末は怒とうのように過ぎていきました。

そんなとき、先輩社員にこんなことを言われました。

「仕事は○○(職種)プレイだ」

プレイ!? と、最初はその言葉のインパクトの強さに、戸惑いが隠せなかったので
すが、最近なんだかこの言葉が楽しくなってきました。

ちなみに私の仕事はこの言葉を借りると「経理プレイ」になります。左手に電卓、右
手に赤ペン、顔にはメガネが……と、“経理っぽいこと”を想像して、その通りにな
りきってみると、いつもの業務にも張りが出てくる気がします。そして、それまでは
気が付かなかった楽しさも発見できるようになりました。

うちの会社のいかにも! な社員さんも、もしかしたら同じことを実践されているの
かもしれません。

また、仕事以外にも「お父さん・お母さんプレイ」「彼女・彼氏プレイ」など、いろ
いろな場面で応用できますよね。(多用し過ぎると不謹慎な気もしますが)なりきっ
てみることで得られるものもあるのだなと実感しました。

            (アイティメディア 管理本部 財務経理部:迫野 由佳)


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                       (@IT通信/編集担当:平田修)



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