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 ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.497]2011/3/17            ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■今週のテーマ
   災害、停電時の対応・システム復旧関連
 ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
   ディザスタ・リカバリ
 ■[コラム]アイティメディア管理本部長のつぶやき
   震災、その夜のアイティメディア
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このたびの大震災で被災された皆さま、ご家族ならびに関係者の皆さまに、心からお
見舞いを申し上げます。今週は、災害の復旧支援に関する記事を集めてみました。
お役立ていただければ幸いです。

■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです

【テーマ】災害、停電時の対応・システム復旧関連

●災害、停電時の対応・システム復旧関連記事
NewsInsight

これまでに@ITで掲載した記事の中から、「電源、システム復旧」「災害対策」、そ
して輪番停電にともなう自宅などからの「リモート操作」に関連する記事を紹介しま
す。被災地の皆さまに心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興の一助
になれば幸いです……

電源管理、システム復旧に関連する記事

リモート操作に関連する記事

災害対策に関連する記事

メンタルヘルスに関する記事


▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/news/201103/15/shinsai.html


さらに「災害、停電時の対応・システム復旧関連」関連記事は……

●災害にあったITシステムを操作しなければならない人が知るべきこと
NewsInsight 本文書の主眼は被災したITシステムを復旧させようとする方々に向け
た情報提供ですが、システムに電源を入れる前の注意事項、電源投入順序の考え方な
どの説明は、これから関東地方で計画されている停電が起きたあとのシステム再起動
の際などにも参考になると思います(2011/3/14)
http://www.atmarkit.co.jp/news/201103/14/shinsai.html

●災害後に知っておきたいメンタルケアまとめ
NewsInsight 本記事では、臨床心理士による専門的アドバイスを基に、自然災害に
よって起こるメンタル面の変化と、その対処方法をまとめました。参考にしていただ
ければ幸いです(2011/3/14)
http://www.atmarkit.co.jp/news/201103/14/mental.html

●「中の人たち」が大同団結、公的機関Webサーバの負荷分散進む
NewsInsight 東北関東大震災の避難生活や復興作業に当たって、「情報」の重要性
が見直されている。しかし、自治体や医療機関が独自に用意していたWebサーバでは
アクセス集中に耐えきれず、せっかくの情報が伝わらない事態が生じていた
(2011/3/16)
http://www.atmarkit.co.jp/news/201103/16/hope.html

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ディザスタ・リカバリ
  DR / disaster recovery / 災害復旧

災害などによる致命的なシステム障害から情報システムを復旧させること。ないしは
そうした障害復旧に備えるための予防的措置や機能、運用体制などのこと。

disasterは「災害」の意味だが、地震や風水害などの天災だけではなく、不法侵入や
テロ、サイバーアタックなどの人災を含み、さらに修復不能なエラーや機器故障など
を指す場合もある。これらの致命的な障害からの復旧、および事前対策がディザスタ
リカバリである。


▼続きは「情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/dr.html

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■[コラム]アイティメディア管理本部長のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━

■ 震災、その夜のアイティメディア

このたびの東北地方太平洋沖地震に際し、不幸にも亡くなられた方に心から哀悼の意
を表します。また、被災者ならびに関係者の皆様にお見舞い申し上げます。

大手町のオフィスビル7Fにいる当社では、震災当日、相当の揺れを感じましたが、ス
タッフ、設備などに被害はなく、現在(16日)を迎えています。14〜15日は原則在宅
勤務とし、大多数のスタッフがオフィスに集ったのは震災以来です。

震災発生から今日に至るまで、スタッフの生命に責任を持つ管理本部長として大過が
なかったことに胸をなでおろしている状況です。しかし、この間「こりゃ、あかん」
と思ったことが一度だけありました。

都心に勤務している方は経験なさったと思いますが、震災当日は交通機関がマヒして
多くのスタッフが徒歩で帰宅しました。遠隔地のため帰宅が困難なスタッフ(通称、
「帰宅難民」ですね)へはオフィスでの宿泊を推奨。総勢で30名くらいが宿泊するこ
とになりました。もちろん、私も責任者として残ることに。

夜食を買い出ししたり、会議室に仮眠スペースを設置したり、まさか使うことになる
とは思わなかったヘルメットや非常持ち出し袋を倉庫から取り出したりと、もろもろ
支度を終え、「やれやれ、一段落」と思った矢先、いままでの余震とは比べものにな
らないくらい大きな揺れが。夜中で照明を落としている中、ビルがミシミシと嫌な音
を立てます。皆が天井を見上げ、不安そうな顔をしています。まるで、映画のワン
シーンのような光景でした。

慌ててテレビを見ると震源地は長野だと。「こりゃ、あかん」と思ったのは、この時
です。連鎖で地震が発生し、東京直下型の地震が起こるかもしれない。初めて30名の
生命を預かる責任の重さを感じました。「無理してでも帰宅すべきだったか」とか
「いざとなれば、ご近所の皇居に避難しよう」とか、寝不足の頭でぐるぐると思いを
巡らせました。

その後は大きな揺れもなく、無事に朝を迎え、電車が動いてから皆を帰宅させ、ドア
を施錠したときには、ため息が漏れました。直接被災なさった方々には申し訳ないく
らい軽微な体験ですが、あの夜の都心での一風景でございます。

今後、アイティメディアでは全運営メディアを通じて、われわれ専門メディアしかで
きない支援をしようと計画中です。少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

                 (アイティメディア管理本部長:小林 教至)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe

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                       (@IT通信/編集担当:平田修)


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