==PR------------------------------------------------------------------------
                                      
 「クラウド利用」と「オンプレミス」……正しい“使い分け”できていますか? 
                                      
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  「クラウドを利用すべきシステム」と「自社で持つべきシステム」は、
  どのように切り分ければ業務効率化、コスト最適化につながるのか?
                                      
【1/24:無料セミナー】“持つもの”“使うもの”を切り分けてコスト最適化
           ハイブリッドクラウド、使い分けと運用のコツ
[お申し込みは] ⇒ https://itmedia.smartseminar.jp/public/seminar/view/338
--------------------------------------------------------------------------==

--------------------------------------------------------------------------==

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ■ ┏━┳━┳━┓                          ■
 ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.538]2012/1/12            ■
 ■ ┗━┻━┻━┛                          ■
 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■今週のテーマ
   黙って付いて来なさい
 ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
   スカンクワークス
 ■[コラム]EE Times Japan編集スタッフのつぶやき
   さぁ走ろう! 田舎マラソン大会のススメ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

2012年1月9日は、私たち日本人にとって忘れられない日になりました。FIFA(国際
サッカー連盟)は、サッカー界で最も活躍した選手と監督を称えるFIFAバロンドール
の受賞者を発表し、日本の女子代表チームから、澤穂希選手が女子最優秀選手に、
佐々木則夫監督が女子チームの最優秀監督に選ばれました。2人とも、アジア人と
しては初めてのFIFAバロンドール受賞となったそうです。新年早々とても明るい
ニュースです。技術や戦略が優れているだけの選手や監督ならほかにもいたかもしれ
ません。澤選手と佐々木監督がこの賞を受賞できたのは、統率力、リーダーシップに
優れているところを多くの人が評価したからでしょう。澤選手は後輩に「苦しい
ときは、私の背中を見て」と言葉を掛け、自分自身の真摯なプレーを見せることで
チームを引っ張ってきたと言います。こういう力こそ、何かと暗い雰囲気が漂う
今の日本に最も必要な力ではないでしょうか。

■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです

【テーマ】黙って付いて来なさい

●リーダーシップを発揮するにはどうすれば?(前編)
何かがおかしいIT化の進め方(25)

リーダーシップについては、人によってさまざまなとらえ方があるので、ここでは
出発点に戻り、「組織の目的や方向を示し、組織全体を動機付け、目標達成のために
人を動かすこと」と定義し、そのための要件について話を進めることにする。

なお、リーダーシップというと、性格に近いヒューマンスキルだけだと思われがち
だが、これはもっと総合的なものであり、仕事の性質や状況、かかわる人の特性に
よって、求められるリーダーシップの形にはかなりの幅がある。

現実を見てみると、人をうまく動かして組織として優れた成果を上げている
マネージャにもいろいろなタイプの人がいて、ケースバイケースでさまざまなやり方
が駆使されている。また、リーダーシップ発揮に求められる能力特性や要素、その
方法には代替可能なさまざまな組み合わせが考えられる。

管理者にとって「リーダーシップ」は知識ではなく、日常の自らの行動に表れる
ものでなくてはならない。そのためには、物事を具体的に理解し、それを行動として
習慣化する努力が必要になる。

組織の中で、人はどのような条件が整っていれば、仕事に対し一生懸命になれるの
だろうか? 安心してその課題に打ち込めるのだろうか? こんな問題は自分自身の
立場が変わったときや、部下が変わったとき、新しい種類の仕事や環境に直面した
ときに考えてみると分かりやすい。

定常組織の中での日常作業なら、昨日と同じように今日の仕事を進めていても、
あまり問題を感じることなく日は過ぎていく。しかし、「主任になって実質的に部下
を管理・監督する立場になった」や「AA課の課長、あるいはBBグループのマネージャ
に任命された」「新しいプロジェクトを行うチームに加わった」「いままで
やったことのない性格の問題を、組織として初めて手掛けることになった」……
など、自分自身や周囲の条件に変化が起こると、昨日の延長線上の今日では
なくなり、あらためて意識せざるを得なくなる。こんなときにこそ、リーダーシップ
は具体的な理解がしやすい問題なのである。

▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/serial/smb/25/01.html


さらに「黙って付いて来なさい」関連記事は……

●“Appleのモノづくり”から足元を見つめ直す
本田雅一のエンベデッドコラム(10) iPhone、iPadなど世界的に注目される製品を
世に送り出し続けるAppleにフォーカス。筆者ならではの切り口で“Appleのやり方”
に迫る!!(2011/11/4)
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1111/04/news002.html

●「マイクロソフトは広告ビジネスに賭ける」、バルマーCEO
NewsInsight ソーシャルゲームの現在・
バルマー氏はWindows Live、Office Liveについて「いまのWindowsやOfficeの姿を
置き換えるサービスではない。拡張し、発展させるサービスで、主に広告収入で展開
する」と説明した(2005/11/18)
http://www.atmarkit.co.jp/news/200511/18/live.html

●C#設計者が語る5年後のプログラミング
Analysis 「プログラミングは命令型から宣言型に変っていく。この変化に対応する
のがLINQ(Language Integrated Query)プロジェクトだ」。米マイクロソフトの
Developer Division テクニカル フェローの……(2006/02/14)
http://www.atmarkit.co.jp/news/analysis/200602/14/linq.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ スカンクワークス
  skunk works / skunkworks

革新的な製品・技術などを開発するために既存の研究組織とは別に設置される、
(秘密の)独立型研究開発チームのこと。秘密裏に進められるプロジェクトを指す
ことがあり、さらに転じて技術者個人や少数チームが会社に報告せずに行っている
研究開発活動をいう場合もある。

軍需産業や競争の激しい業界では、秘密保持のため新規製品の開発チームを既存組織
とは切り離して設置することがある。物理的にも隔離して、存在自体を秘密にする
場合もある。

独立組織とするメリットは、既存組織の束縛から解放されてゼロベースで解決策を
考えることができる点で、少数精鋭でチームを構成すれば決断も早く、メンバー
個々人の力を最大限に発揮できる環境が得られる。これらの面を期待して、特別な
ミッションを果たすために、特別な権限が与えられた研究開発チームが“スカンク
ワークス”である。

画期的なイノベーションの創出においては組織モデル以上に、研究者・技術者個人の
意欲と独創性を活かすことが大切となる。そのことを知る研究開発組織では、
研究者・技術者が会社から与えられた業務とは別に私的な研究を行ったり、すでに
中止を宣告されたプロジェクトをこっそりと続けたりしている場合、見て見ぬふりを
することが少なくない。米国の化学大手企業スリーエムで推奨されている“ブート
レッギング”のような秘密研究を、シリコンバレーでは“スカンクワークス/
スカンクワーク”と呼ぶようだ。

「スカンクワークス」とは本来、米国の防衛・航空機メーカーであるロッキード・
マーチンの先進開発部門「ロッキード・マーチン先進開発計画」の通称である。
第2次世界大戦さなかの1943年、欧州戦線にドイツのジェット機が登場すると、
米陸軍航空隊(現在の米空軍)の航空技術業務司令部はロッキードの主任設計者
(後に上級副社長)であるケリー・ジョンソン(Clarence Leonard "Kelly"
Johnson)にジェット戦闘機の設計を依頼した。ロッキードは、秘密保持と当時33歳
の天才技術者への便宜を図るため、彼に2〜3人の設計者と30人の職工を与え、事実上
の独立チーム結成を許可した。

▼続きは「情報マネジメント用語事典」へ
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/skunkworks.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■


■[コラム]EE Times Japan編集スタッフのつぶやき━━━━━━━━━━━━━━

■ さぁ走ろう! 田舎マラソン大会のススメ

弊社オフィスは皇居のすぐそばにあるのですが、夕暮れ時になると皇居を周回する
コースを毎日多くのランナーが楽しそうに走っています。そんなランナーの皆さんに
触発されて、「よし! フルマラソンに挑戦しよう」と思い立ったのが半年ほど前。
宮崎在住の友人に誘われたこともあり、南国宮崎で昨年12月に開催された「青島
太平洋マラソン」に、ふらりと参加してきました。

何とか完走できましたが、タイムは6時間22分。制限時間が6時間30分でしたので、
本当にギリギリでした。後半はほとんど歩いてしまいましたが、いろいろと楽しい
ことがあったので、あっという間のひとときでした。鹿児島県指宿市で開催されて
いる「いぶすき菜の花マラソン」に、10年ほど前に参加したときのおぼろげな記憶
と合わせて、田舎の(失礼!)マラソン大会の魅力を3つ紹介したいと思います。

(1)コースの途中で食べられる地域の特産物

私のようなにわかランナーは、最初は快調に走り出しても、20〜30kmあたりから
ヘロヘロになり、走っているのか歩いているのか分からないような状態になって
しまいます。そんなときに休憩所に目をやると、地域の特産物が置いてあります。
菜の花マラソンでは薩摩芋、青島太平洋マラソンでは日向夏や日向夏ゼリーを
いただきました。よっこらせと道端に腰を下ろし、足をもみながら食べる特産物は
格別です。

(2)沿道の皆さんが送ってくれるパワーあふれる声援

練習では20kmも走れないのに、大会本番にはどうにか完走できる。それは、沿道の
皆さんが送ってくれる声援のおかげです。青島太平洋マラソンには地域の大勢の
高校生がボランティアとして参加しており、すさまじい勢いで声援を送って
くれました(女子高生の声援もアリ)。ハイタッチで迎えてくれるほど力強く声援
を送ってくれる集団もあります。へろへろになっていても、大きな声援を浴びると
不思議な力が湧いてきて、「まだまだやれるぞー!」と気分が盛り上がってくる
という、ちょっとした非日常体験を楽しめます。

(3)「無心」になれる環境

何かと悩みが多いこのご時世、朝起きてから寝る直前まで、(もしかすると夢の中
でも)いつも何かしら考えごとをしている方も多いのではないでしょうか。にわか
ランナーはフルマラソン後半に差し掛かると、体中の筋肉痛に苦しみながら足を
ただ前に動かすのみという状態に陥るのが普通です。もはや余計なことを考える
余裕はありません。まさに無心の境地。周囲の海や山、草木を眺めつつ、何も
考えずにひたすら歩く。なかなか体験できないことです。

フルマラソンというと日々鍛えている人だけが走るもの、過酷な競技と思われがち
ですが、そんなことはありません。景色を眺めながら走り、つらくなったら
「のんびり歩こう!」と開き直ってしまえばよいのです。案外ゆったりと楽しめ
ますよ(きついけど……)。ぜひ、お試しください。

2012年はさらに南下して、沖縄県で開催されている「NAHAマラソン(12月)」
あるいは、「伊平屋ムーンライトマラソン(10月)」に挑戦しようかと今から
考えています。

※※@IT編集部よりご注意
マラソンは誰でも挑戦できるスポーツですが、大会当日の気候や本人の体調によって
は熱中症や脱水症状に陥る可能性があります。心筋梗塞などの重篤な病気を発症する
こともあります。無理はいけません。生命の危険につながります。競技中は十分な
水分補給を心掛けてください。決して無理をせず、体調に異変を感じたら早々に
リタイアしましょう。
※※

▼青島太平洋マラソン
http://www.aotai.gr.jp/

▼いぶすき菜の花マラソン
http://www13.ocn.ne.jp/~ibu-nano/

                (エンジニアリングメディア統括部:前川慎光)

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
                       (@IT通信/編集担当:笹田仁)


==「@ITメールマガジン」について--------------------------------------------

@ITでは、複数のメールマガジンを発行しています。すべて無料です。ご希望のメー
ルマガジンをお選びください。

▼メールマガジンについて
http://www.atmarkit.co.jp/applymember/club/mail_news.html

▼メールマガジン選択変更・確認・停止、配信先メールアドレスの変更は@ITクラブ
 の「メールマガジン配信変更・停止」ページにログインして行ってください。
http://www.atmarkit.co.jp/applymember/profile/optin.php

本メールに記載された内容の著作権は、記事執筆者およびアイティメディア株式会社
が有します。本メールの配布・転載等は自由に行っていただいてかまいませんが、そ
の際に内容の改編等の行為は禁止します。本メールに記載された内容で不明点・疑問
点がありましたら、下記のメールアドレスまでご連絡ください。

info@atmarkit.co.jp (記事やこのメールの内容について)
membership@atmarkit.co.jp (メール配信やメンバー登録について)
aditmedia@ml.itmedia.co.jp (広告について)

発行:アイティメディア株式会社
----------------------------------------------------------------------------
                 Copyright(C) 2012 アイティメディア株式会社
--------------------------------------------------------------------------==