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 ■ ┃@┃I┃T┃[@IT通信 No.539]2012/1/19            ■
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■ C o n t e n t s ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ■今週のテーマ
   時間をかけなきゃ分からないことだってあるさ
 ■今週のキーワード(from @IT用語事典)
   ブルート・フォース攻撃
 ■[コラム]第一営業部の旅人のつぶやき
   陸路で北米大陸を横断してきました
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私事ですが、昨年末に自宅のPCにBlu-rayドライブを導入しました。早速、2011年の
ツール・ド・フランスやジャーニーのマニラ公演のBlu-rayディスクを購入し、再生
してみました。さすがに画質は素晴らしいですね。DVDでも悪くないと思っていまし
たが、一度Blu-rayを体験してしまうと、DVDでは物足りなくなってしまいます。
しかし、これからBlu-rayにはどんな用途があるのだろうかという疑問も湧いてきま
した。コンピュータが扱うデータが、数、大きさともに膨らみ続けた結果、Blu-ray
程度の記録容量では、PCのデータのバックアップに使うのも現実的ではなくなり
ました。家庭用Blu-rayレコーダーを持っている友だちに聞いても、ハードディスク
に録画した番組をBlu-rayに保存することはないという答えばかり。こう考えると、
Blu-rayドライブの用途は、市販のBlu-rayディスクの再生しかないような気が
します。そして、現状のインターネット接続回線の速度を考えると、Blu-ray
ディスクに入っているコンテンツも現実的な速度で流せてしまうようにも思います。
思えばアップルは、ほかのPCメーカーが先を争うようにBlu-rayドライブを導入して
いたときでも、一貫してBlu-rayに対して冷淡な姿勢を取り続けていました。
こうなることをはっきりと予測していたのでしょう。

■今週のテーマ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 「今週のテーマ」は、@ITで過去に掲載された記事の中から、担当編集者が
■ お勧めの記事をテーマ別に再掲載するものです

【テーマ】時間をかけなきゃ分からないことだってあるさ

●バグとの長い長い付き合い
情マネ流マーフィーの法則(35)

「世にバグの種は尽きまじ」であり「過ちを犯すのは人の常」なので、プログラム
にはバグがつきものだ。バグに関するマーフィ学は長い歴史があり、多くの研究成果
があるが、ここでは、昔の良き時代を振り返って現状を嘆くことにする。

往年は、納期にゆとりがあったし、プロジェクト管理も鷹揚だったので、プログラマ
は自分の関心に応じてデバッグに時間を割くことができた。当時のベテラン
プログラマにとって、デバッグは知的好奇心をくすぐり、後輩から驚嘆の目で
見られ、達成感を味わえるので、テストは至福の工程だったのである。

ところが近年は、納期が厳しく、テスト期間を短縮する傾向がある。しかも、テスト
管理が重視され、テストツールが普及してきたため、デバッグが無味乾燥の作業に
なってしまった。至福の工程どころか苦痛の工程になったのは嘆かわしいことだ。

1970年代までのプログラマならば、プログラムのエラーを“バグ(虫)”と言い表す
ことを直感的に納得できるが、若い人には連想できまい。

「真空管式コンピュータに入り込んだ虫の死骸が、誤動作を引き起こしたこと」が
“バグ(虫)”の由来だそうだが、プログラムのバグについては明確ではない。
おそらく、エラー個所を発見して修正すると、他の場所で新たにエラーが発生する。
それがノミが跳ねることを連想させたのであろう。

当時は、ソースプログラムを連続用紙という長い紙に印刷して床に広げ、
這いつくばってプログラムのエラーを探していた(注)。これがフンドシのノミ
探しを連想させることから名付けられたという説もあるが、日本独特の地方伝説で
あろう。

なお、虫との比喩で重要なのは、冬の間は活動しないが、春になると成虫になり
動き出すことである。日次処理や月次処理でのバグが治まったので安心していると、
4月初めの期末処理で動き出して大騒ぎになるのが慣例である。


▼続きは「本文」へ
http://www.atmarkit.co.jp/im/cits/serial/murphy/35/01.html


さらに「時間をかけなきゃ分からないことだってあるさ」関連記事は……

●同名コマンドのファイルがなぜ多数存在するのか?
スマートな紳士のためのシェルスクリプト(2) UNIX系のOSには、同じ名前の
コマンドのファイルが複数存在する。その答えが分かると、シェルスクリプト
マスターに近づく(2011/12/26)
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/smart_shell/02/01.html

●米HP、「ミッションクリティカル=Itanium」から脱却へ
NewsInsight 米HPは11月22日、ミッションクリティカルシステムにおけるItanium
プロセッサ/HP-UX依存から脱却する新たなプロジェクト「Odyssey」を発表した。
(2011/11/24)
http://www.atmarkit.co.jp/news/201111/24/hp.html

●貧弱環境プログラミングのススメ
柴田 淳のコーディング天国 高性能なIT機器に囲まれた環境でコンピュータの動作
原理に触れることは可能だろうか。貧弱なPC上にビットマップの直線をどうやって
引く?(2008/9/3)
http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/articles/tengoku/04/shibata_a.html

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■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ ブルート・フォース攻撃
   brute force attack

パスワードを探り出してシステムに侵入したり、暗号化されているデータを解読する
ために、すべての可能なパターンを試行するという、単純な攻撃・解読方法。ネット
ワーク・セキュリティを突破するためのハッキング手法の1つ。「brute force」には
「暴力」「力づく」という意味がある。

ブルート・フォース攻撃では、突破したいシステムや解読したい暗号化ファイルに
対して、機械的に生成した単純なパスワード列や暗号化キーを使って試行を行う。
例えばAAAA、AAAB、AAAC、……というふうに順番に文字を変えながら、すべての可能
なパスワード列を生成して、全パターンを試行する。プログラム的には単純な繰り
返し処理であり、(暗号化アルゴリズムの弱点をつくような)高度な技法は使わず、
もっぱら計算機の性能に頼って処理を行う。

原理的には、この方法を使えばあらゆるシステムのパスワードを破ることが可能
である。例えばパスワードが4桁の数字ということが分かっていれば、たかだか1万回
の試行で目的を達することができる。パスワードや暗号化のキーの長さが長く
なると、総試行回数が指数関数的に増えてくるので、現実的な時間以内に
解読することは困難になる。だがコンピュータの性能も時代とともに向上している
ので、このような方法による解読やクラッキングも現実的な解となる。

▼続きは「Insider's Computer Dictionary」へ
http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/55/61742755.html

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■[コラム]第一営業部の旅人のつぶやき━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ■ 陸路で北米大陸を横断してきました

私は旅が好きだ。特に、陸路で移動する旅が好きだ。旅行中、目的地への移動手段は
たとえ目的地との間にかなり距離があったとしても、電車やバスで移動することが
多い。

年末年始はアメリカに行ってきたが、もちろんただの観光旅行ではない。
ニューヨーク〜ロサンゼルス間約6000キロを、電車とバスを使って13日間で横断
した。旅の間に、陸路での旅のどんなところが良いのかを考えてみたので、以下に
思いついたことを挙げてみたい。北米大陸横断中に感じたことなので、ここで紹介
する私の考えがすべて、全世界で通用するとは思わないが、場所によっては参考に
なることもあると思う。

その1:地域の文化の違いと、変化していく様子を感じられる
関東と関西では、うどんのだしが大きく異なるということは有名な話だ。その境目
は岐阜県にあると聞く。陸路で旅をしていると、隣り合う地域の文化や風習の違いを
感じ取ることができる。さらに、バスや電車が進むに従って、文化や風習が少しずつ
変わっていく様子を見ることもできる。

今回は北東沿岸部のニューヨークから南西部へ移動した。バスや電車が移動し、
メキシコに近づいていくと、次第に暑くなってきた。そして、気温の上昇に歩調を
合わせるように街中の看板などにスペイン語の表記が目立つようになるのがとても
興味深かった。飛行機は、短い時間で遠くまで移動できるが、快適で移動に時間が
かからないだけ。趣に欠ける。

その2、それぞれの地域における人々の暮らしぶりを垣間見られる
バスは決して速くはないが、気軽に利用できる。飛行機に比べると運賃も安い。
地域に暮らす人々も利用するので、バスに乗っていると庶民の暮らしぶりが少し
分かる。

今回の旅行では、大陸横断鉄道のアムトラックと、全米中に路線を張り巡らせている
グレイハウンドのバスを利用した。アムトラックとグレイハウンドバスの両方に
乗ってみると、利用者や乗務員に明らかな違いがある。両者を比較して運賃に大きな
差がない地域であっても、アムトラックは裕福な白人が多く、グレイハウンドバス
は黒人、ヒスパニック、若い軍人といった低所得層が多かった。アメリカ社会の格差
を見せつけられた思いだ。それぞれの乗客が所持しているスマートフォンを見ても、
アムトラックはiPhoneやiPad。グレイハウンドバスはそれ以外と、顕著に分かれて
いた。

その3、コスト
これが陸路で旅をするときに感じる最も大きなメリットかもしれない。今回は
アメリカの12都市を回ったが、アムトラックやグレイハウンドバスには何と「乗り
放題パス」がある。これを利用した結果、およそ3万円で北米大陸を横断できて
しまった。飛行機で12都市を回ったら3万円で足りるわけがない。およそ15倍くらい
の費用がかかっただろう。

また、バスや電車に乗っていると、宿泊代も浮く。今回の旅行のように15日間で北米
大陸を横断しようとすると、バスや電車に長時間乗ることになる。8時間以上は
当たり前。25時間以上バスにゆられることもあったが、深夜発の便なら、バスや電車
で睡眠を取ることになるので、宿泊代が浮くというわけだ。

その4 インターネットが使える
旅客機の機内ではインターネットを利用できないのが普通だ。携帯電話の電波も
届かない高空を超高速で移動するのだから仕方ない。最近は、通信衛星を利用して、
旅客機内でもインターネットの利用を可能にするサービスも存在するが、広く普及
しているとは言えない。

一方、アムトラックではほぼ全車、グレイハウンドバスも6〜7割の便で無線LANを
利用でき、SIMカードを購入することなくネット環境を構築できた。移動時間中に
優雅に@ITを楽しむのもまた一興だ。

その5 移動における約束事が少ない
旅客機に搭乗するときは、セキュリティチェックという面倒な儀式を済ませなければ
ならない。搭乗の数時間前にチェックインを済ませる必要もある。旅客機は私たちを
短時間で遠いところまで連れていってくれるが、搭乗するまでが面倒なのだ。

電車やバスなら、そういう面倒を感じることはない。セキュリティチェックを受ける
こともないし、目的の便を逃しても、次を待てばよい。自分の都合で、カジュアルに
利用できるので気楽だ。離陸数時間前のチェックインや、セキュリティチェックを
考えると、移動距離によってはアムトラックに乗ってしまった方が、飛行機よりも
早く着いてしまうということも少なくない。

いかがだったであろうか。1週間以上の旅行でないと、時間を惜しんで航空機で移動
することになってしまうだろうが、陸路の旅には、体験してみないと感じられない
楽しみがあるということをお分かりいただければ幸いだ。

そして、この点は共感していただけないかもしれないが、全行程を陸路で旅をすると
旅が終わるときに、マラソンを完走したかのような達成感を得られるのだ。ぜひ長い
距離を陸路で旅して、この感覚を味わっていただきたい。

短い距離を長時間かけて移動すると、辛く感じるときもある。しかし、陸路での移動
に何か面白いことを発見できれば、観光地を巡るだけではない、旅の楽しさを感じら
れるだろう。
        (ITインダストリー事業部 営業統括部 第一営業部:山田竜司)

▼National Railroad Passenger Corporation(Amtrak)
http://www.amtrak.com/

▼Greyhound Lines
http://www.greyhound.com/

▼このコラムについてのご意見・ご感想は「@ITクラブ Cafe」へ
http://ap.atmarkit.co.jp/bbs/core/club_cafe

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                       (@IT通信/編集担当:笹田仁)

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