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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■  ■Weekly Select    ネットワークの基本技術 - IPマスカレードとは?    【NAT/NAPT関連記事特集】  ■イベントカレンダー    2003年3月6日〜3月14日  ■@ITクラブからのお知らせ    話題の@ITハイブックスはbk1で購入するとよりおトクです  ■今週のキーワード(from @IT用語事典)    IEEE 802.1x  ■[コラム]@ITの真実   「@ITハイブックス」誕生!(其の2) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ またまた、システムのトラブルが発生した。今回のトラブルを起こしたのは、航空機 の便名や経路など飛行計画の内容を各空港の管制室などに送信したり、管制卓のレー ダーに表示する「飛行計画情報処理システム」だ。このシステムは、東京航空交通管 制部が管理しているが、今回は防衛庁と飛行計画データを共有するプログラムを変更 したことが影響したと見られている。非常時のことを考えてバックアップ用を含めて 2系統のシステムがあると発表されたが、その両方ともがダウンしたという。一企業 のシステムなどと異なり今回のケースは、国民生活のインフラでもあるため、原因の 究明と再発防止、そしてその情報公開が望まれるところだ。 ■Weekly Select━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ ネットワークの基本技術 - IPマスカレードとは?   【NAT/NAPT関連記事特集】 TCP/IPで接続されたノード(コンピュータなど)は通信先の相手を特定するため、ほ かと重複しないアドレスすなわちIPアドレスが割り振られている。 世界中のノードが接続されているインターネットでは、各ノードが世界で唯一、ユニ ークになるようにIPアドレス(グローバルアドレス)を付ける必要がある。しかし、 IPv4で管理されるIPアドレスは最大でも43億程度で、世界中のありとあらゆるノード に割り振るには不足することが予想された。 その対策の1つとして、企業内のLANなど比較的独立したネットワークでは、そのネッ トワーク内のみでユニークなプライベートアドレスを割り振り、外部であるインター ネットに接続する場合にだけ一時的にグローバルアドレスを割り当てるという方法が 考え出された。 その手軽な具体的手段としてルータなどに実装されているのが、NAT(ネットワーク アドレス変換)である。NATは保有するグローバルアドレス数以上のホストは、同時 に接続できず、これを解消する「NAPT」が登場した。一般的にはIPマスカレードとい われ、IPアドレスだけでなくポート番号も変換することによって、ポート番号が許す 限り、同時に複数台接続を可能とする。 NAT/NAPTを使ったシステムでは、インターネット側からLAN内部に不正なアクセスを しようとしても、実際に割り当てが行われるまではアクセス手段はなく、割り当てが 行われた場合でも、どのような割り当てがされたかを知ることができない。インター ネット側からLAN内部のホストを特定できないので、結果としてセキュリティが強化 されるメリットもある。 だが最近、このメリットがIP電話やPtoPといったノード同士を直接接続するEnd-to- Endアプリケーションの使用の妨げになることが問題となり、各ノードにグローバル アドレスを割り振ることのできるIPv6への注目が大きくなっている。しかし、IPv6へ の完全移行の時期は不確定であり、そのためNAT/NAPTの発展形である「NATS」など も登場してきている。 今回はNATやNAPT機能の実用に役立つ記事と、最新ソリューションである「NATS」に 関する記事を紹介しよう。                             (編集局:富嶋典子) ●ブロードバンド・ルータの最も基本的な機能としてのNAT ブロードバンド・ルータのセキュリティ設定 連載:ネットワーク・デバイス教科書 ブロードバンド・ルータには、各種セキュリ ティ機能が搭載されている。今回は2機種を例にどのような機能が搭載されているの か見ていく(2002/2/26) http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/ln.cgi?l=ws30306_01 ●IPマスカレードを極める! 【IPアドレス/ポート変換機能】 特集:ブロードバンド・ルータ徹底攻略ガイド インターネット接続に利用されるブ ロードバンド・ルータにとって基本かつ必須といえるのが、IPマスカレードあるいは NAT(正確にはNAPT)と呼ばれる機能だ(2001/6/28) http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/ln.cgi?l=ws30306_02 ●XPのインターネット接続共有機能(Internet Connection Sharing)使う 【Windows 2000/Windows XPのICSを活用する(NATを利用する方法)(1)】 Windows Tips:Windowsをさらに一歩踏み込んで使うためのテクニック NATを使えば、社内(家庭内)のクライアントにはプライベートIPアドレスを割り当 て、複数のクライアントで1つのグローバルIPアドレス(インターネット上でユニー クなIPアドレス)を共有できるようになる(2001/12/12) http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/ln.cgi?l=ws30306_03 ●LinuxマシンでNATを利用しよう 【Linuxで作るファイアウォール[NAT設定編]】 連載:ゼロから始めるLinuxセキュリティ(4) iptablesの使い方はやや複雑だが、 理屈を理解すれば難しくない。前半で紹介する知識を利用して、まずはNATを実現し よう(2001/11/23) http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/ln.cgi?l=ws30306_04 ●NAT/NAPTの発展形「NATS」を知る 【IPv4からIPv6への移行期に登場した「NATS」とは?】 トレンド解説 プライベートLAN内のホストと外部とのEnd to Endの通信を実現する 技術がNATSだ。NAT/NAPTの発展形である、この日本発の技術の仕組みを見ていこう (2002/2/27) http://www.atmarkit.co.jp/cgi-bin/ln.cgi?l=ws30306_05 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ■イベントカレンダー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ 2003年3月6日〜14日 3月    6日:ソフトウェアテストシンポジウム2003(東京・東高円寺)        :HITACHI Cosminexusフォーラムセミナー(東京・表参道)        :食品業界を取り巻く環境・経営課題とトレーサビリティ(大阪) ──────────────────────────────────────      7日:基幹システムのオープン化を成功に導くシナリオ(東京・水道橋)        :2003年度 第一回日韓ITビジネス交流会(東京・新橋)        :hp open system seminar 4 (東京・市ヶ谷)        :Office Developers Conference 2003 Access Day(大阪) ──────────────────────────────────────      8日:Office Developers Conference 2003 Excel Day(大阪) ──────────────────────────────────────   10日〜14日:実践ハッキングおよび防衛術習得トレーニング(川崎) ──────────────────────────────────────      11日:Actuateで実現するWebレポーティング(横浜)        :「製造業ナレッジを活用したPLMソリューション」ご紹介セミナー                                (東京・渋谷)        :製造業向けERP/SCM−B2Biソリューションセミナー(東京・虎ノ門)        :Office Developers Conference 2003 Access Day(東京・茅場町)        :hp open system seminar 5(東京・天王洲)        :Web受発注ソリューションセミナー(東京・西新宿)        :コスト削減!実践事例−ユーザー様の成功事例をご紹介(大阪) ──────────────────────────────────────      12日:第5回 DNP P&Iソリューションセミナー(東京・市ヶ谷)        :企業情報ポータル導入の全貌(東京・台場)        :ITフォーラム2003(東京・品川) ──────────────────────────────────────      13日:eBP FORUM Vol.2 成功するIT戦略のための人材育成                               (東京・外苑前) ──────────────────────────────────────   13日、14日:Teradata Universe Tokyo 2003(東京・渋谷) ──────────────────────────────────────      14日:e-ラーニングの現状を探る、普及への課題(東京・神谷町)        :富士通Web帳票セミナー(東京・竹芝) ▼詳しくはこちらへ http://www.atmarkit.co.jp/news/eventcalender/eventcalender.html#thur ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ==PR------------------------------------------------------------------------ ● 信頼されるサイトにはベリサイン・サーバID(SSLサーバ証明書) ・ユーザからの信用を向上させて、オンラインの売上をアップ ・ECサイト、携帯サイト、PDAにも、SSL暗号化通信で個人情報保護  ▼SSL導入は簡単!『導入ガイド』のダウンロードはこちら ↓↓↓ https://www.verisign.co.jp/secure/gosecure.cgi?server_atmit030303 --------------------------------------------------------------------------== ■@ITクラブからのお知らせ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ 話題の@ITハイブックスはbk1で購入するとよりおトクです 購入した人だけが@IT Webサイトで特別コンテンツ(Web袋とじ)が読める新スタイ ルの書籍シリーズ「@ITハイブックス」が登場しました。 @ITハイブックスを購入するなら、「@IT BOOK STORE」がおすすめです。このペー ジからbk1で購入すれば、ご購入金額に応じて、@ITクラブ・ポイントが付きます。 ポイント数に応じたグッズとの交換やプレゼント抽選などへの参加ができます。 「@IT BOOK STORE」からの購入は以下のURLからどうぞ。 ▼Java2ラーニングブック −310-035 編− http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=BD0305ja ▼Oracle9iDB Release 2実践ガイド http://www.atmarkit.co.jp/misc/ct.php?id=BD0305or ※@ITハイブックス以外の書籍でも、同時にご購入いただいた金額に応じてポイント を差し上げます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ■今週のキーワード(from @IT用語事典) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ IEEE 802.1x もともと有線LAN向けの仕様として規格されたユーザー認証。しかし無線LANのユーザ ー認証仕様としての方が一般に知られている。IEEE 802.1xの仕組みは、無線LANクラ イアントとアクセス・ポイントの双方でIEEE 802.1xプロトコルを使い、RADIUSサー バを利用することで、無線LANの利用に認証機能を付加しようというもの…… ▼続きはセキュリティ用語事典へ http://www.atmarkit.co.jp/aig/02security/ieee8021x.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ ■[コラム]@ITの真実━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ■ 「@ITハイブックス」誕生!(其の2) 先月26日に誕生した「@ITハイブックス」編集長の河合です。前回の竹村に続けて@ ITハイブックスについてお話していきます。 @ITハイブックスの書籍には、ユニークなナンバー(アクティベーションキー)が付 いています。これを@ITのWebサイトから登録することにより、@ITハイブックスが 提供する「Web袋とじページ」が利用できます。 Web袋とじページとは、書籍の種類によって内容は異なりますが、「Web模擬問題」や 「読者からのFAQ」など、Webの利点を活かした付加情報を書籍購入者だけに提供する サービスです。 ちなみにこの「Web袋とじ」のネーミングですが、社内で大きな(?)議論を呼びま した。「袋とじ?」「しかもWebの?」「読者(おもに女性)に受け入れられるのか ?」など。しかし、あの袋とじを破く瞬間のワクワク感をWeb上でも味わっていただ こうというコンセプトの下に、あえて“袋とじ”に決定しました。ご利用いただいた 方は、ぜひご意見もお聞かせください。 さて、第1弾として今回発行した書籍は、前回のコラムで紹介した「Oracle9iDB Release 2 実践ガイド」のほかに「Java2ラーニングブック −310-035 編−」があり ます。サン・マイクロシステムズの監修のもとで、Javaの技術に精通した著者が書き 下ろしたものです。 「試験番号310-035:Sun Certified Programmer for the Java2 Platform1.4」に対 応した問題集で、単に模擬問題+解答という形にはせずに、図表と組み合わせた詳細 な解説を加えています。さらに、同じ執筆陣が作成した追加模擬問題を@ITハイブッ クスが提供する「Web袋とじページ」でトライしていただけます。受験直前の最終チ ェックにどうぞ。 第1弾は技術評論社との協業で、2点同時刊行しました。今後もテーマに応じてさまざ まな出版社と協業して「@ITハイブックス」を運営していきます。 何はともあれ、@ITハイブックスのWebサイト(*1)で「立ち読み」をしてみてくだ さい。納得いただけた書籍があれば「購入」していただいて、ぜひ「Web袋とじペー ジ」を活用してみてください。今後とも、「@ITハイブックス」をご愛読いただけま すよう心よりお願い申し上げます。                    (@ITハイブックス 編集長:河合一彦) ▼(*1)@ITハイブックスサイト http://hybooks.atmarkit.co.jp/ 書籍は上記サイト経由のオンライン書店および全国の書店にて発売中 ▼このコラムについてのご意見・ご感想はこちらへ http://www.atmarkit.co.jp/bbs/phpBB/viewforum.php?forum=3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■                       (@IT通信/編集担当:近藤孝一) ==アットマーク・アイティ 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