日本オラクルがBtoB向けソフトウェアの
「Oracle Exchange」を発表

2000/7/4

 日本オラクルは7月3日、企業間(BtoB)の電子商取引システムを構築するためのソフトウェア「Oracle Exchange」の日本語版を、2000年9月30日より発売すると発表した。

 Oracle Exchangeは、同社のOracle8iをはじめとする製品を利用して構築された企業間電子商取引向けのソフトウェア。カタログ購買やオークション向けの「マーケットプレース」機能、需給計画やSCM用の「サプライチェーン」機能、共同開発/デザイン用の「プロダクト・ディベロップメント」機能、データウェアハウス用の「マーケットプレース・インテリジェンス」機能、といった各種機能を備える。

 ユーザーはWebブラウザを介してOracle Exchangeが提供する電子商取引コミュニティに参加できる。また、XMLやEAI(Enterprise Application Integration)技術を用いることで、同社ERP/CRMスイートの「Oracle E-Business Suite 11i」や「Oracle internet Procurement」と統合できるほか、他社製のERPや既存システムとの連携が行える。

 このOracle Exchangeは、米国向けではすでに「OracleExchange.com」という電子商取引サイトが運営されており、自動車業界や流通業界向けに40以上の電子商取引システムの構築・運用サービスを提供済みだという。

 日本語版の販売価格については、サイトの取引金額に応じて決定される予定。

[関連リンク]
OracleExchange.com

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