VPN構築を容易にするソフトウェア

2000/11/9

 米ウォッチガード テクノロジーズは11月8日、VPN(Virtual Private Network)の構築・管理ソフトウェア「VPN Manager 2.0」と「Instant VPN テクノロジ」を発表した。同ソフトウェアとテクノロジーを用いることで、VPN環境のセットアップが、3ステップと従来に比べて容易になるという。

 VPN Manager 2.0は、同社が販売するファイアウォール・VPN機器「Firebox」と組み合わせて使用する。VPNのセットアップの際には、VPN Manager 2.0からVPNに使用するFireboxを選択し、セキュリティレベルを設定、あとはその情報をFireboxに送信するだけでVPNが構築できる。これら製品の組み合わせにより、企業の本社〜支社〜自宅〜リモート間接続でのVPN構築が容易に実現できる。管理機能についても、VPN Manager 2.0に用意された4種類のツリー・ビューで各種ポリシーの設定やログの閲覧などが一望可能である。

 VPN Manager 2.0のライセンス価格はそれぞれ、17万5000円(Firebox 1〜4台につき)、35万1000円(5〜10台)、70万3000円(11〜20台)、140万6000円(ライセンス制限なし)。また、WatchGuard Fireboxシリーズ5種類の価格はそれぞれ、Firebox II FastVPN(228万6000円)、Firebox II Plus(175万8000円)、Firebox II(87万8000円)、Firebox SOHO/tc(10万6000円)、Firebox SOHO(7万9000円)。

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ウォッチガード

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