バックボーンルータをIPv6対応に、シスコ

2000/12/19

 シスコシステムズは12月18日、IPv6のネットワークソリューションの対応を発表した。同社のIPv6対応ソフトをバックボーンルータに対応を拡大したもの。

 今回、同社では、IPv6に対応するルータ制御用のソフトウェア「Cisco IOS」の対応機種をIPv6対応のギガビットスイッチルータ「Cisco 12000GSR シリーズ」にも拡大した。通信系キャリアなどで多く利用される同製品が対応することにより、エンドユーザーにもIPv6の提供が広がると見ている。なお、同ソリューションに関しては、インターネットイニシアティブ社が評価導入を行っているという。

 IPv6は次世代プロトコルと言われており、現行のIPv6と比べ、アドレス空間の増大やセキュリティ面での増強などの改良がなされている。試験サービスを開始するISPは、IIJはじめNTTコミュニケーションズ(OCN)やNECソリューションズ(BIGLOBE)、JENS(10月31日付「JENSがIPv6の実験接続サービスを提供開始 」参照)と相次いでいる。

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