LinuxベースのECサイト構築、ターボと日立エンジニアリング

2001/5/30

 ターボリナックス ジャパンと日立エンジニアリングは5月29日、Linuxを用いたECサイト構築、営業支援ソリューションの提供に関して提携したことを発表した。

 今回の提携により、今後、日立エンジニアリングが9月末に出荷予定の「infocrypha/eBISU」と「infocrypha/MiHARI」の販売・マーケティング活動を2社共同で行う。両製品をターボリナックスのLinuxベースのサーバ製品と組み合わせることにより、低コストのECソリューションを提供できるという。

 「infocrypha/eBISU」はECサイト構築ツールで「infocrypha/MiHARI」はホームページのモニタリングツール。いずれもターボリナックスの「Turbolinux Server」「Turbolinux Cluster Server」「Turbolinux CLUSTERPRO Server」に対応している。

 日立エンジニアリングは、すでに同社のアプリケーション製品群として「infocrypha」シリーズの展開を発表しており、「infocrypha/eBISU」と「infocrypha/MiHARI」はその第1弾。今後、ワークフロー文書管理などを順次発表していく予定。同社はすでにターボリナックスのOSをベースとしたシステム構築の実績があり、今回の提携により積極的にビジネスを展開していく構えだ。

 

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ターボリナックスの発表資料
日立エンジニアリング

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