富士通、Webシステムの性能監視サービスを提供開始

2001/7/5

 富士通は7月4日、Webシステムの監視・分析を行うサービス「WebSitePatrol−Pro」と、ブラウザレスポンスの監視を低価格で提供するサービス「WebSitePatrol」の提供を開始したと発表した。

 WebSitePatrol−Proは、Webシステムのブラウザレスポンスやアクセス数などのアクセス状況のほか、CPUやディスク使用率などのサーバ性能情報を富士通の監視センターから定期的(通常1時間に1回)に監視し、電子メールと専用サイトで報告してくれる定期監視/報告、性能劣化(しきい値越え)やページロードエラーなどの監視と通報(電子メール)を行ってくれる異常時通報、それにシステムの問題発生時に同社のシステムエンジニア(SE)が原因調査と改善案の提示を行う性能問発生時のオンサイト対応の3つのサービスで構成されている。

 WebSitePatrolは、ブラウザレスポンスを定期的に監視(こちらも通常1時間に1回)し、ダウンロードエラーなどの異常発生時に電子メールで通報を行う低価格サービス。

 対応サーバOSは、Windows NT、Windows 2000、Solaris。WebSitePatrol−Proは、調査対象ソフトウェアとして、「INTERSTAGE」「SymfoWARE」「Oracle」、それに「SQL Server」などに対応する(ただし、INTERSTAGE以外はRDBMS機能のみ)。価格はWebSitePatrol−Proが8万円/月(ただし、別途専用サーバの導入費用として、最低50万円程度が必要となる)、WebSitePatrolが4万円/月となっている。

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富士通の発表資料

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