分散環境に対応する新しいワークフロー、ロータス

2001/8/21

 ロータスは8月20日、ビジネスプロセスの管理・統合システム「ロータス ワークフロー R3.0」を今年の10月初旬に発売することを明らかにした。

 新製品は、日本では昨年7月に発売された「ドミノ ワークフロー R2.1」の後継にあたる製品。「ドミノ ワークフロー」は、日本では50社以上の導入実績を持つが、今回、大幅な機能の補強や追加を行ったことから、名称を新たにして市場に投入する運びとなった。

 「業務プロセスの連携や統合は今後重要なカテゴリになる」と同社 マーケティング本部 副本部長 香取邦彦氏は語る。同氏は、「基幹業務アプリケーションがWebアプリケーション・サーバ上に移行しつつあること、業務プロセスの統廃合や変更が頻繁になったこと、コラボレーションの重要性が認識されつつあること」と今日の業務アプリケーション動向を語る。

プロセス設計ツールでは組織階層の階層表示が可能。Sametimeとの連携により、関係者の在席確認、チャットが実現する(クリックで拡大)

 同社ではそういった環境の変化に対応するために、JavaScriptやJavaエージェントのサポートなどを実現した。新製品は3つのツール「アーキテクト」「テンプレート」「ビューアー」で構成される。アーキテクトはプロセス設計を行う。実行・運用環境のテンプレートを一括表示でき、GUIによる容易な操作性も実現した。各種データベースやWebアプリケーション・サーバとの連携エージェントはプロパティを設定すればよいので、プログラミングの必要はない。また、リアルタイムでのコラボレーションを実現する「Sametime」と連携も可能だ。

 テンプレートは実行・運用環境で「プロセス」「アプリケーション」「組織」の3種類からなる。ビューアーでは、従来の製品ではノーツ・クライアントのみに対応していたが、新製品ではWebブラウザにも対応させた。業務概要や状況などの詳細情報が別ウィンドウで表示可能となったほか、Sametimeと連携させれば、関係者との円滑なコミュニケーションが可能となるという。

 動作環境は、Windows NT/2000、Solaris 7/8、AIX 4.3.1、OS 400 VR R4。Linuxは英語版のみ対応。出荷は10月初旬を予定しており、価格は未定。

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