コンパック、SANとNASとの統合化をさらに推進

2001/10/31

 コンパックコンピュータは10月30日、SAN(Storage Area Network)とNAS(Network Attached Storage)との統合化を推進する製品を11月下旬より出荷、あわせてサービスの開始をすることを発表した。

Compaq StorageWorks
Enterprise Virtual Array

  今回同社が発表したのは、Enterprise Network Storage Architecture(ENSA)をさらに進めたストレージ戦略ENSA IIを実現するストレージアレイの2製品「Compaq StorageWorks Enterprise Virtual Array」、「Compaq StorageWorks NAS Executor E7000」、それにアウトソーシングサービス「Private Storage Utility(PSU)」だ。

 「Compaq StorageWorks Enterprise Virtual Array」は、同社のストレージアレイ製品群の最上位モデルで、コントローラ上でハードウェアによる仮想化を実現した製品。アレイ本体はもとよりHDDの内部/外部インターフェイスまで、すべてを2GBのデュアルループファイバチャネルとし、大幅にパフォーマンスを向上させた。また最大12TBを1つ、もしくは複数のストレージプールとしてRAID(レベル0、1、5)で運用できる。これにより設置面積当たりのストレージ容量が大幅に増加した。

 さらに、仮想化技術により(1)データアクセスが特定のドライブに集中しないよう自動的にダイナミックにデータを格納するドライブを設定するオートマチックパフォーマンスチューニング機能、(2)予備ディスクドライブの必要なしにバックアップを取れるスナップショットやデータの二重化によって最大の可用性を実現するクローンなどのボリューム複製機能、などを備え、可用性の高いエンタープライズストレージの構築が可能。価格は3707万5000円より。

Compaq StorageWorks NAS
Executor E7000

 「Compaq StorageWorks NAS Executor E7000」は、SAN環境でNAS機能を提供する専用サーバ。同社のProLiantサーバをベースにWindows Powered OSを採用、業界標準に準拠したストレージシステムを迅速、かつ安価に構築できる。さらにクラスタ構成により高度な可用性を実現し、NASおよびSANの運用、監視、管理ができる。価格は1000万円。

 「PSU」は、ストレージサブシステムをユーザーにレンタルし、同社のオペレーションマネジメントセンター(OMC)の遠隔管理サービスを利用し、スタッフが監視、管理を行うアウトソーシングサービス。サービス価格は利用するストレージ容量で設定され、データ量の増大による拡張も可能。サービスのレベルは、遠隔監視と容量管理を行うベーシックサービス、バックアップやリストアサービスなどを加えたオプションサービス、さらに可用性レビューなどを加えたカスタムサービスなどを設定し、ユーザーが必要な可用性やスケーラビリティに応じたサービスを選択できる。価格は個別見積りとなる。

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コンパックの発表資料

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