Webサービスのセキュリティにインパクトを与える提携

2002/1/25

 米ベリサインと米IBMは米国時間1月24日、eビジネスでの取引や通信におけるセキュリティに関して協業すると発表した。PKI大手ベンダのベリサインとeビジネスのインフラ大手のIBMがチームを組むことは、eビジネスのプラットフォームおよびWebサービスにインパクトを与えそうだ。

 今回両社が結んだ協業契約は複数年にわたるもので、提携の内容は、共同でのサービス開発およびマーケティング、Webサービス技術のセキュリティ標準の発展に向けた協力などを含む。

 サービス開発およびマーケティングでは、eビジネスを安全に実行するため、メッセージング、ドキュメント管理、イントラネット・エクストラネット・ECサイトなどシステムのセキュリティを確保するソリューションを開発する。具体的に予定しているものとしては、ベリサインのPKI技術と「Tivoli Policy Directory」やIBMのセキュリティ管理/アクセス制御ソフトウェアをベースとした、新サービス「Entitlements Management Service(資格授与管理サービス)」の開発がある。新サービスでは、オンライン認証、シングル・サイン・オン、デジタル証明書、ポリシー管理などを顧客やパートナー情報と連携することが可能となるという。

 また、Webサービスでは、動的なWebサービスで想定されるセキュリティ技術の確立を目指す。IBMがTivoli Policy DirectoryにXKMS(XML Key Management Specification;XMLとPKIを組み合わせ電子認証機能のサーバでの処理を実現するフレームワーク)とSAML(Security Assertion Markup Language)を搭載する、といったことが予定されているという。

[関連リンク]
ベリサインの発表資料
日本IBM

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