WebサービスをC++Builderでサポートするボーランド

2002/2/20

「Borland C++Builder 6 Enterprise」

 ボーランドは、Webサービスに対応し、Linuxとのクロスプラットフォーム開発環境を整えたBorland C++Builder 6のリリースを発表した。3月19日出荷開始。

 Borland C++Builder 6は、フォーム画面やラジオボタン、テキストフィールドなどの部品を組み合わせていくことでアプリケーションが開発できるビジュアル統合開発環境。同社営業本部マーケティング部の大野元久氏は、「他の開発ツールでは、ビジュアルな機能が不足していたり、独自の言語使用といった制限があるが、C++Builderは、文字通りビジュアルに開発でき、しかもANSIで定義された標準の言語仕様に対応しており、OSや処理系に左右されない」と、同製品の強みを示した。

 新バージョンの最大の特徴は、Webサービスに対応したこと。Webサービスを提供するサーバに接続して、サービスの内容をアプリケーションに反映させるクライアントの開発が容易に行える。また、従来Webブラウザからの利用を想定したWebアプリケーションを、Webサービスアプリケーションに作り替える機能もサポートした。Webサービスには、マイクロソフトの.NETももちろん含まれる。

画面例 Webサービスアプリケーションを開発しているところ

 Windows版のC++Builder 6で開発したアプリケーションをLinuxでも稼働させるクロスプラットフォーム開発は、2002年第2四半期に出荷予定のLinux版C++開発環境が必要になる。いますぐ利用できるものではないが、開発者にとってWindows用に開発したアプリケーションをそのままLinux対応にできるのは魅力的に映るだろう。

(編集局 新野淳一)

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ボーランドの発表資料

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