Webサイトの解析は、アプライアンスでリアルタイムに

2002/2/26

 いまやインターネットで何らかのビジネスを手がける企業にとって、必ず行う必要があることが、自社のWebサイトのログ解析だ。ここから有効なデータをいかに早く、素早く、低価格で、意味のある(統計処理した)データを抽出できるかが、Eビジネスの成否に直結する。

 ネットワークコンサルティング事業を手がけるエーアイピーブリッジが発表した、Webサイトのトラフィック分析をリアルタイムで行うWebサイト解析アプライアンスサーバの「AuriQアプライアンスサーバ」は、アプライアンスサーバというソリューションで、そうした需要にこたえようという製品だ。

 「AuriQアプライアンスサーバ」は、米AuriQ社のWebサイト解析ソフトウェア「RTmetrics」とWebシステム監視ソフトウェア「RTbandwidth」を、IBMのeserver xSeriesに搭載して最適化したアプライアンスサーバだ。1UのxSeries330に全機能を搭載したスタンダードモデルと、データの取得機能とデータベース機能を別々にした2台構成(xSeries330とxSeries342)のエンタープライズモデルの2モデルが用意されている。このほかにも、低価格モデルやSSLアクセラレータと組み合わせた製品なども用意されている。価格は、RTmetricsかRTbandwidthのいずれか一方を搭載したエントリーモデルが350万円から。エーアイピーブリッジは、同製品を3月1日から販売を開始し、2003年3月末までに12億円の売り上げを見込む。

 同製品の特徴としては、データの取得と加工、レポート出力からWebポータル参照までをすべて提供可能なこと、ドメイン別のネットワーク帯域の利用状況やhttpリクエストのレスポンス監視やトランザクション監視を、Webサイトやドメインごとに1日・週間・月間・年間の単位で管理できること、スイッチのミラーポート機能によってトラフィックを取得するため、Webサーバやhtmlファイル自身にエージェントやタグを使用する必要がなく、Webサーバのパフォーマンスを損なわないことなどが挙げられる。

 なお、搭載されている各ソフトウェアの主な機能としては、次のようなものがある。

RTMetrics

  • クリックストリーム解析、効果分析によってWeb顧客の振る舞いを把握
  • リアルタイム分析に加え、過去の履歴データとの傾向比較分析が可能
  • 複数ドメイン、複数サイト・ロケーションを一元管理可能
  • 携帯端末用サイトに対応

RTbandwidth

  • 複数のWebサイトトラフィック状況の一元管理
  • URL別のネットワーク帯域利用状況の監視およびレポート機能
  • URL別の応答時間性能の監視およびレポート機能
  • URL別の稼働状況や品質(エラー内容)の監視およびレポート機能
  • 携帯端末用サイトに対応

RTMetricsの画面。時間別の履歴データを解析した結果(クリックで拡大)

[関連リンク]
エーアイピーブリッジ
米AuriQ社

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