複数のiDCを連結活用、日本HPの新ソリューション

2002/9/25

日本HPのビジネスカスタマ事業統括本部 UNIX サーバマーケティング ミッション・クリティカル・プログラム・マネージャ 小桧山淳一氏

 日本ヒューレット・パッカードのビジネスカスタマ事業統括本部 UNIX サーバマーケティング ミッション・クリティカル・プログラム・マネージャ 小桧山淳一氏が「CIO特別フォーラム」で、近く発売する予定のiDC向けソリューション「hp Utility Data Center(UDC)」の概要を発表した。UDCはミッションクリティカルなiDCを実現するというソリューション。米国では2001年11月に発売していて、企業の運用コスト削減にもつながるという。

 UDCは、複数のiDCやストレージなどのリソースを1つのシステムとして利用可能にするソリューション。連結することで処理能力を向上させたり、災害時のバックアップとして利用できたりする。UDCではネットワークやストレージ、サーバなどを1度接続するだけで、再接続することなくリソースの再割り当てが可能になる。UDCはトラブルを自己診断したり、サービスを自動で更新する自律コンピューティングが特徴で、iDCの資産を最適な状態で利用できるようになるという。

 小桧山氏は、iDCの運用コスト削減につながることもUDCのメリットだと強調する。複数のiDCを負荷分散して利用することができ、iDC全体のロードバランスを取ることができる。iDCの必要なストレージ構成を利用者がWebから自由に組み替えることができるポータル機能や、iDCの運用管理者が一括して管理や障害の監視ができることで、人件費などの削減にもつながるという。

 iDCの管理ソリューションについては、HPのほかにIBMやサン・マイクロシステムズなどが参入。グリッド・コンピューティングへの活用も含め、今後競争が激化しそうな雰囲気になってきた。

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日本ヒューット・パッカード

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