アジャイルプロセス協議会発足、「ガイドライン策定を目指す」

2003/1/31

 日本におけるアジャイルプロセスの普及/推進、情報交換を目的とした「アジャイルプロセス協議会」が2月1日に発足する。暫定議長には、豆蔵CEOの羽生田栄一氏が就任する予定、そのほかの発足メンバーには、エクイティ・リサーチの大槻繁氏、テクノロジックアートの長瀬嘉秀氏、永和システムマネジメントの平鍋健児氏、マイクロソフトの萩原正義氏など、国内のアジャイル開発に関する論客やエバンジェリスト20人強が名を連ねている。

 「アジャイルにおける見積もりとコスト管理手法の確立」「アジャイルにおける契約ガイドラインの策定」など、アジャイルプロセスのビジネス面での問題解決を促進するガイドラインの策定作業や、キーパーソンによるセミナー、国際会議の動向報告といった啓蒙活動なども推進していく。
 
 国内には、アジャイルプロセスの1つ「エクストリーム・プログラミング(XP)」のユーザーグループとして日本XPユーザグループがある。同グループは、“個人同士の結びつきが強い”という特徴があるが、アジャイルプロセス協議会は、アジャイルプロセスの企業や組織での活動に焦点をあてた活動を目指している点で明らかに異なる特徴を持つ。とはいえ、発足人や参加者の顔ぶれに極端な違いはない。

 活動期間について 同協議会の飯塚麻理香氏(テクノロジックアート)は「開発トレンドの迅速な動きを前提に、活動期間はおよそ3年程度を見込んでいる」と話す。確かに、開発現場のトレンドは1年で様変わりする可能性も大きい。

 2月20日には、翔泳社主催の「Developers Summit2003」で発足記者会見を開催する予定。

(編集局 谷古宇浩司)

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テクノロジックアート
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