オラクルの社員犬が退任、退職金はビーフジャーキー

2003/2/7

新宅社長の顔をなめるハイディ。左は里親になる武井氏

 日本オラクルの社員犬ハイディが3月に退任することになり、2月6日に社員を前に退任式が行われた。会社の代表としてメディアに登場することも多く、「社長より有名」といわれたハイディ。後任となる犬もすでに決定している。

 社員番号0番のハイディ(社長室)は1991年4月に日本オラクルに入社。オールドイングリッシュシープドッグのメスで、週に2回出社して会社内を歩き回り、社員を和ませるという「癒し」が職務だった。本社以外にも中野や用賀、渋谷各所の事業所を訪問した。オラクルが社内で犬を飼うのはハイディが2代目。犬を飼うことを発案したのは初代会長の佐野力氏だった。オラクルはハイディをモデルにしたぬいぐるみを作り、パートナー企業に配るなど社外にもファンが多かった。

 そのハイディもすでに12歳となり、人間でいうなら70〜80歳のおばあちゃん犬。退任後はオラクルの執行役員 武井直氏が“里親”になって、世話をするという。武井氏は「これまでいろいろな部署を担当したが、今回が一番責任が大きい」とコメント。残念ながらハイディのコメントは聞けなかった。

 ハイディの後任には、今年1月に生まれたばかりの同じオールドイングリッシュシープドッグが決まっている。名前は社員の公募によって「ウェンディ」と命名。「初代サンディ、2代目ハイディに続いたときの語感のよさ」などが命名の理由だ。

 退任式ではオラクルの代表取締役社長 新宅正明氏が「ハイディは会社を代表するスター」として、感謝状と目録(ビーフジャーキー1年分)をプレゼントした。退任式にはIT関連のメディア以外にもテレビ局などが多数取材に詰め掛け、新宅氏が「製品発表にもこれだけメディアが来てくれれば」と漏らす一幕もあった。ハイディは社員の癒しだけでなく、会社のイメージ向上にも大きく貢献したようだ。

(垣内郁栄)

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