マクロメディアDirectorの新版、サーバ接続機能も統合へ

2003/2/14

取締役CTOの田中章雄氏

 マクロメディアは2月13日、マルチメディアアプリケーションの統合開発環境であるMacromedia Director MX日本語版(以下、Director MX)を発表した。Director MXは、Macromedia Flash 6形式のサポートにより、Flashが備えていたサーバ連携機能を取り込むことができ、同社のアプリケーションサーバであるColdFusion MXをはじめ、さまざまなアプリケーションサーバと連動したクライアントアプリケーション開発が実現できるようになった。

 同社取締役CTOの田中章雄氏は、「これからはキオスク端末などにプラズマディスプレイが用いられるようになるなど、高精細な表現が求められる。既存の開発言語に比べ、Director MXはそうしたアプリケーションの開発に非常に強い。さらに、サーバと連携できるアプリケーションの実現により、オンデマンドやパーソナライズといったニーズにも答えられるようになる」と、Director MXの強みを語る。

 Director MXは、QuickTime、RealVideo、AVIなどのファイルをネイティブでサポートし、アプリケーションはドラッグ&ドロップで開発可能。スクリプト言語の「Lingo」を持つため、複雑なロジックも表現できる。CD-ROMやDVDといった大容量メディア向けのコンテンツ作成に強みを発揮すると同時に、Flashをサポートしたことで、Web向けのセキュアで軽量なアプリケーションの開発も可能になった。

 サーバ連携機能は、Flashの持つ「Flash Communication Server MX」「ColdFusin MX」「Flash Remoting MX」などの機能を利用できる。ColdFusion MXにColdFusion MX for J2EE Application Serversを組み込むことで、FlashからJ2EEアプリケーションサーバなどを呼び出して利用する、といったこともできる。

 Director MXは3月11日に販売開始。Windows版、Macintosh版ともに標準価格16万8000円。ほかにエデュケーション版やアップグレード版などが用意されている。

(編集局 新野淳一)

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